イトル・デューの伝説プレイ! 某ゼルダを匂わす良パズルゲーム! | ビタミンD取ったら陽に当たんなくていい?

ビタミンD取ったら陽に当たんなくていい?

日々の出来事やゲーム、ぬいぐるみなどのブログ。
ゲーム扱ってるからそのゲームのネタバレとかあるよ!気を付けてね!

さてー。






シリーズものではないけれど、評判が良いのでやってみたシリーズ!(何)


今回は「イトル・デューの伝説 失われた島と謎の城」をクリアした際のレビューのようなものです。

一部軽度のネタバレがあるのでご注意!



謎解きメインのアクションアドベンチャー・特徴的なアイテム・傍らには妖精(?)・挙句の果てには○○の伝説というタイトルと、完全にゼルダシリーズのパロディ。


といっても、劣化パクリなどでは決してなく、むしろ「これ作ったスタッフ、ゼルダが好きなんだろうなー」と感じられる、ある種の愛も見受けられ、パズルゲームとしての出来も良質。




イトル1


主人公はイトル・デューという女の子。そう。女の子です。

隣にいるキツネのような相棒と共に、島を冒険します。


察しのいいひとは画像のセリフからお分かりでしょう。この娘は少なくともおしとやかなタイプではありません。











完全に女子力(物理)です(゜д゜;)



一応敵との戦闘もありますが、基本はパズルゲーです。

そのパズルも普通にシナリオをクリアする分には易しめ。でも、裏ダンジョンやアイテムを1つ取らないプレイなどでは難易度も上がります。


特に裏ダンジョンは歯応えハンパない!!実際途中で止まってる(汗)








回復のハートを直食いするのは斬新だわ(・Θ・;)

他にも宝箱を開けた時のポーズなど、ゼルダのパロディが時折見られます。











カエル兵から漂うチルノ臭…


初めて出会う敵とはちょっとした会話イベントがあります。

世界観自体はちょっぴりダークなのに、緊張感の無いやり取りで良い意味で雰囲気台無し( ´艸`)


でもこの島自体はどこかポップでダークなものを勝手に感じる!

ヘンなところに破れた浮き輪があったり、チューニップ(ダイコンみたいな敵)の一部のステージなど「何かこの島には裏がある!」と思ってプレイしてました。だがそんな陰謀は無かった……。

雰囲気も良い感じで不気味だったから、もっと掘り下げて欲しかったかも…。









青リンゴかわいい。



また、自由度もかなり高いです。

このゲームには3つの武器がありますが、そのうちのどれか2つがあればクリア可能。


武器が手に入るダンジョンも普通に行けば火・森・氷のダンジョンの順ですが、工夫次第で好きなダンジョンから挑戦可能。


何度も訪れることになるダンジョン「城」も解法がいくつもあります。どのルートも、極端に簡単なものがないのもGOOD。


繰り返しプレイしてみて、良く考えてあるなと関心した場面も。

完成度の高いゲームだなー。と思いました。概ね満足です。








殺人未遂。



とはいえ、不満点が無いわけではありません。


まず最大にして唯一ともいえる弱点が「ボリュームの薄さ」。

初プレイで迷いながらやっても2~3時間でエンディングに到達してしまいます。


パッと考えれば2~3時間で終わってしまうゲームに800円は高い!

しかしプレイしていて感じたのは「これワザと短くしてるんじゃね?」というところ。


実際クリア時のベストタイムが記録されるようになっており、それも武器を3つ揃えた状態のタイムと、それぞれ2つの武器でのタイムのベストが個別に記録出来るようになってます。


多分、タイムアタックの側面もあるのかな?

でもやっぱり800円は少し高いかも。





次に「ラスボスがしんどい」


「強い」とはちょっと違うんですよね。面倒くさいっていうか……。

幸い力尽きてもペナルティらしいものはなく、ラスボス戦を即再開できるためそこは便利。





最後は「時々処理落ちする」点。


ラスボス戦など、一部のシーンで音が飛んだりする。幸い僕はそのくらいの症状で済みましたが、人によってはフリーズしたという話も。怖いなぁ。






総評としては、ボリューム以外は高水準なので買って後悔とまではいかないでしょう。

道中ロボットとはいえお爺さんを燃やすという非道徳的な謎解きもありますが、全体的に楽しめました。

eショップの残高とWiiUの容量に余裕のあるかたは購入してみてもいいかもネ。














~おまけ~





舌どうした(°д°;)



多分氷の杖にくっついて離れないんだろうけど…大丈夫?あとちょっとかわいいぞ…。




それでは!