「向精神薬は麻薬」
「薬は危険」
だから
「薬は飲むのはバカだ」
「薬を飲むのは自殺行為だ」
こういう言葉を見るたびに
こころがいつもザワザワとする。
内容はよくわかる。
伝えられるべき情報があることもよくわかる。
でも、なにかが違うんだよなぁと思うのです。
13年も精神薬を飲んできたけれど、
吹出物をきっかけに薬に疑問を持った2008年頃から
自分で情報をとって自分で考えて
自分で断薬をしたわたしには
こういう言葉はきっと言えない。。。
わたしが精神薬をやめたのは
薬が麻薬で、危険だから、というおもいが
一番だったからではないのです。
もちろん
薬を飲んできたことへの後悔は
とても大きかったです。
最初に医師へ怒りが湧いた。
そのあと、薬そのものへ怒りが湧いた。
それらに怒って怒って怒ったあとに
その怒りは、どうなったと思いますか?
自分に向くんです。
そう、自分を責めるという形でね。
こんなに小さな白い錠剤に
13年もこころと身体を握られてしまった
こんなに小さな白い錠剤に
長く自分を預けきってしまった
その自分が
どうしようもなく情けなくてむなしくて。
だから
薬をやめようと決め、行動することは
自分への挑戦でした。
医師や薬や、医療システムや社会へではなく
ただ、自分への挑戦でした。
毎日飲んでいた薬を、
飲まないでいられる自分になろう!と取り組んでいるうち、
薬の消費を一人分減らすことができ
「結果的に」
医療システムから降りていました。
来夏、わたしはホメオパスになる(予定、笑)
向精神薬に頼りきりだったひとりの人間が
医療システムから抜け、ホメオパスになる
それは「結果的に」
おそらく社会を変えることになる...
向精神薬をやめたい方へ
闘う相手は、薬じゃないです。
医師でも病院でも医療システムでもないです。
その薬を手に取る自分。
ああ嫌だ
ああ情けないと思いながらも
その薬を、喉に流し込む自分。
その自分から抜けられたら
どんなに自分が素晴らしいかと、
誇らしいだろうかと
たくさんたくさんイメージしてみて欲しい。
薬をやめることは
薬を飲んでいることよりもずっと大変です。
だからこそ、
自分への挑戦。
新しい自分への生まれ変わり。
本気で自分の人生を創り変えていくこと。
そのことを
いつかしっかり伝えていけるよう
今はホメオパシーの勉強をがんばります^^
今日も素敵な一日をお過ごしください。