帰国前の1週間は毎日最高気温が38℃にもなる異常な暑さが続き、ニュースでも警報が出るほどとても外には出られない状態になった(でもサルデーニャの人たちは海に入るのにちょうどいいと喜んでいる)。この1カ月間、一度も雨は降っていないし、湿気がないので一歩日陰に入れば風が涼しく感じるし、夏のためにあるような石造りの家の中は快適(冬はものすごく寒かったけれど)。

この1カ月はこの前滞在していた1年間に値するほど凝縮された時間だった。前はサッサリの友人たちとは1週間に1~2回一緒に出かけたり食事をしたりして話していたイタリア語も今回はほぼ毎日。帰国直前の1週間は幼稚園の友達家族が突然あいさつに来てくれたり食事に誘われたりして毎日がサプライズだった。私たちが春に帰国して夏にすぐ来たから、また来年もきっと来るわね、と言われて安心してお別れできた。ガブリエラとの別れだけは涙がなかなか止まらなかったけれど・・・。

このブログも来年の夏までお休みします。日本に帰ったらしばらくはまた余裕のない日々になりそうだし、今後はfacebookでイタリアの人たちに日本の様子をお知らせし、イタリアに行ったときはこのブログでイタリアの様子をお知らせするという風に使い分けていこうと思います。

ブログを読んでくださった方、ありがとうございます。家族の都合や体調によることもあると思いますが、せめてSが小学生までの間は毎年夏休みにはイタリア・サルデーニャ生活をお知らせできるといいなと思っていますので、またどうぞよろしくお願いします。


イタリア・サルデーニャ生活

アルベルトの車庫にある42年前のチンクエチェント。エンジンを動かすためにSを乗せた。


イタリア・サルデーニャ生活

帰国直前にニーナの家で夕食におよばれ。Sの大好きなエビのスパゲッティを作ってくれた


イタリア・サルデーニャ生活

帰国前に一緒にピッツアを食べに行こうと、幼稚園の同級生のロベルトの家族にさそわれる。食後、ジェラートを食べに行ったときはすでに夜11時だったけれど、子供たちはまだいっぱいジェラート屋や広場の前にたむろしていた。サルデーニャの夏の夜は長い。


イタリア・サルデーニャ生活

この夏1番の思い出の海。初めて岩から飛び込むSは足がすくんでいたけれど、マリアに手をひっぱられて無事飛び込めた後は、一人で飛び込めるようになる