どうも、インバウンド担当の岩崎です。

今日はインバウンドに特化したお話ではなく、事業作りについてのお勉強の一環で読んでいる「ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか」のサマリーを書いていきます。*あくまで私の解釈です。あしからず。

ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか/ダイヤモンド社

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インバウンド事業を作り上げる上で、自社でどういった取り組みをするのか、その参考になればと思っていまして、今回はその中の1・2項について簡単なサマリーです。

①顧客ソリューションモデル
これは、顧客について時間をかけて知り、顧客固有のソリューション開発を行っていく、というモデルです。

例えば私の業務はおよそ商品開発と商品PRになるのでこのような感じかなと思っています。

まずは顧客が何に困っているのか、実際に売れている商品はどれか、これから売りたいと思っている商品は何か、自社の強みはなにかというところをリサーチするというところでしょうか。

例えば商品Aを徹底的にプロモーションをかけていきたい。そう決めたら、それに対する広告戦略・広告の出稿などもろもろ行っていきます。
その結果どれが売れたのか、それがきちんとデータとして取れるようにしておきます。いわゆるPDCAサイクルですね。
最初はリサーチやら、効果の出づらい施策やらの費用がどんどん膨れ上がっていきます。ぶっちゃけ赤字です。

しかしこれを繰り返していけば一つのマーケティング資料が出来上がる。これをもとに、さらに広告・売り場をチューニング。
必要であれば追加の提案を行い、さらに効果の高い施策を打っていきます。

このように長い時間ともに施策を行うことで、私たちのサービスは顧客にとってなくてはならないものになっていく。
最初はリサーチに時間をかけまくっているのでコストも高いですが、いわゆるパターンが見えてくるとコストの削減が可能になる。
その上、効果が高い追加提案も行うことができるので売り上げも上がっていく。

この過程で短期的には赤字になりますが、最終的に利益が持てるモデルになっていく。

こういうようなモデルなのかなと、読みながら思いました。

※こちらは私が読書をしながらノートしたものです。参考になれば良いのですが。

顧客ソリューションモデル

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②製品ピラミッドモデル
筆者によると、このモデルは適応できる商品は少ないが、適応できるものについては莫大な利益を生むモデルと言われています。

このモデルを説明するにあたって筆者はバービー人形を引き合いに出します。

バービー人形は1体およそ$20-30程度のものです。
人形とだけ定義してしまうと、これに似たような製品というものは安易に作れるものでしょう。

他社はこれに似た廉価な商品を売り始め、市場に進出してくる可能性があります。

そこでそのような廉価市場もカバーすべく、1体$10以下の商品も作り上げます。
こうすることで他社が入ってくる余地を断ち切ってしまうわけです。

人形の市場をざっくりと以下のように定義づけるとこういう風になります。
■??市場:???
■主力市場:$20-30の子供向け商品
■廉価市場:$10の廉価商品。特に商品にこだわりはないけれども人形が欲しいというお客様向け。効果:他社が入ってくる余地をブロックする商品

さらにこのモデルを強化するのが、一番上の???の部分の市場です。
これは高単価で利益をもたらす市場です。

バービー人形はいわゆる子供向けのお人形ですが、これで遊んだ子供(バービーファン)たちもやがて大人になり、ある程度の自由なお金を持つことができるようになります。
この市場はそのような人たちに向けて、「コレクター欲」を刺激するような商品を揃える市場です。

これにより市場はこういう風になります。
■高単価市場:$100以上の高単価商品。同社の商品に価値を見出して買いたいと思っているお客様向け。効果:高い利益を生む商品
■主力市場:$20-30の子供向け商品
■廉価市場:$10の廉価商品。特に商品にこだわりはないけれども人形が欲しいというお客様向け。効果:他社が入ってくる余地をブロックする商品

つまり、廉価商品で他社の参入機会を断ち切り、高単価商品で利益をしっかりと回収するというモデルです。

このモデルが使われているなと真っ先に思い浮かんだのはお酒ですね。
廉価市場では飲めたらそれでいいやという、廉価なパック酒やカップ酒を用意。
高単価市場では、贈答用や桐箱に入った本当にお酒が好きなひと向けの特別大吟醸を用意。と言ったところでしょうか。

※こちらは私が読書をしながらノートしたものです。参考になれば良いのですが。

製品ピラミッドモデル

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この本はストーリー仕立てで読みやすいので、引き続きまとめながら読んでいきます。


ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか/ダイヤモンド社

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今日はここまでです。

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