大学生の時、大工のアルバイトをしてことがある。そのアルバイトでは、実際にノコギリや釘を打つようなことはなく、ほとんどが親方の手伝いをしていた。

その時、親方に言われたことが、「1+1=3」って知ってるか?

の意味は、2人で仕事をすると1人の2人ではなく3人分の仕事が進むということらしい。だから

1+1の仕事は2ではなく3になる言われた。

例えば、親方が1人で屋根の上で仕事をしている時に、地上のある電ノコ(釘でもいい)が必要になった時、作業をいったん止めて1人屋根から降りて、また屋根に上らなきゃいけない。でも2人だと屋根の上で作業をしている間に、もう1人(私)が持ってきてくれる。確かに作業を止めずに次のことができる。だから、大工仕事ができなくても、あなたがいるおかげで、3人分の仕事になると言われてうれしく思ったことを思い出す。

営業でも、人に頼まなきゃいけない仕事もたくさんある。その時いつも大工の親方の言葉を思い出し、1+1=3の結果が出るのかと考えてから動くようにしている。つまり頼むことでプラス1を作り出せるのが営業だと思う。

1+1=2ではなく3にもできる。だから営業の仕事は、面白い。

営業では、「ノリ」だ大事だと思う。

根拠がない言葉なんだけど、「訳わからんけど、なんかいい感じ、やってみようやないか」と思わせる言葉だと思う。

自分が買い物をするとき、予定外に買ってしまった物は、結構「ノリ」で買ってしまっている。

理由は、明確ではないが「何かいいやん」と思ったり、店員とのやりとりで「ノリ」を感じたからかもしれない。

 

お客様も、商品の特徴や納期などの理屈や事象以外にも、「ノリ」も大事なのかなと思う。

「ノリ」があることで思わない結果がでることもある。

 

お客様と話しててふと思ったこと。

お客様へのサービス。

対価が必要なサービス、対価が必要のないサービスがある。

対価の必要なサービスの対応は簡単かもしれないが、

特に、対価の必要のないサービスは、営業の裁量によるところが多くある。

だから、どこまでのサービスが、適正なのか、悩んでしまうことがある。

 

多分それは、自分の提供しているサービスがどれだけお客様を満足させているか

わかっていないからかもしれない。

 

最近ふと思ったこと