抱きしめた温もり 詰めるだけ詰めて
幼すぎる 二人だから 振り切った

25:00決まって 「オヤスミ」は確認
耳の奥が 痛くなるまで 寄り添った


春はすぐそこ 吐く息白い

目に見えないほう信じ

減り続けた 「オヤスミ」の理由


今思えばあの頃から 少しずつ不確かなことは増えてた
春が来たら 口癖の君を覆った
胸騒ぎ一つ


それに慣れることで 繋いでた糸が
朱色でも 構わなくて 僕だけで


今頃同じ 空を見上げて

想いを暮らす筈が
不安だけが 降り積もるばかり


距離は君を大人に変え 変われない僕のことひどく傷つけた
かじかむ手で 匿(かくま)った最後の言葉
今夜切り出そう


さよならまでは もう少しだけ

時間があるね 今日は何を話そうか


今思えばあの頃から 少しずつ不確かなことは増えてた
春が来たら 口癖の君を覆った
胸騒ぎ一つ


細い声は終わり告げる 最後まで受話器越し許せなかった
頬を伝う 僕よりも冷たい涙
拭えない距離が


拭えない距離が


許せなかった

ほら星のカーテンが ゆらゆら風に踊って

まだ瞼(まぶた)の裏っ側の ボクを優しく包んでく



ほら夢が欠けてく チクタク秒針(とき)が奏でた

まだ振り返ればキミが そこで笑って



窓から覗(のぞ)く帰り道を 迷わないように星屑(ほしくず)で道しるべ



空白のセカイで淡い嘘を描いて 心の隙間にそっとキミの色をぬり足してく

水彩のセカイで甘い嘘に溺(おぼ)れて このまま夢の中でキミに溶けて 沈んで



ぐるぐる螺旋(らせん)階段をキミと二人手を繋いで 琥珀(こはく)色した三日月まで出掛けよう



空白のセカイで淡い嘘を描いて 心の隙間にそっとキミの色をぬり足してく

水彩のセカイで甘い嘘に溺(おぼ)れて このまま夢の中でキミに溶けて ひとつになって



小さなテーブルに食べ残した夢を 「ポツリ」落としてキミの側で眠ろう

小さなトリカゴの白いカギをひとつ ポケットに入れてキミと深く眠ろう



眠ろう…



「...Hello」

(泣き虫な僕として 嘘つきな君として)

(弱虫な僕として 嘘つきな君として)



青い雪が散らつくあの日
白い息が最期を告げた
ボクはソノ声に耳を塞(ふさ)
「もう一度ゆびきりを交わして歩こう…」


邪魔なボクは捨てられました 六畳一間 屑(くず)カゴのなか
言えなかった想いが募る… でも何ひとつ声に鳴らなくて


雪雫咲くまちぼうけ 暮れる空に沈んでく
深い青に滲(にじ)む陽にサヨナラして


ゆびきったキミの手を離せなかった 裂けた傷跡に咲いた

赤白黄色の花
忘れたくない… 大好きだったキミのこと


雨雫枯れまちぼうけ 錆(さ)びたゼンマイを巻いて
深い青に滲む陽にサヨナラして


ゆびきったキミの手を離せなかった 裂けた傷跡に咲いた

赤白黄色の花

忘れたくない… 大好きだったキミを


目蓋(まぶた)にはいつまでも あの日のキミが

子供みたいに泣いていた
心が苦しくて ギュッと痛くて 想いが張り裂けそう


ゆびきったキミの手を離せなかった…
笑顔で手を振って背中を向けた

涙は見せたくなかったから