考える時に意外と失敗しがちな3つの事
皆さん今日もお疲れ様です。
企画事務所Visualでクリエイティブディレクターをしている前田です。
仕事や生活の中で新しく何かを作るとき、まず手を動かす前に考えることが多いですよね。
そんな時に限って、調べたり、0から考えたりしていると、時間が無駄にかかってしまって、気づけばもうこんな時間!?という時ってないですか?
もしそうなりやすい方がいらっしゃったら、必見です!
今回ご紹介するのは、クリエイティブ作業をするときにしがちな3つの失敗をまとめたものです。
この3つを改善するだけで、軽く3倍は作業効率が向上します(実体験)ので、さっそく見ていきましょう!
・低い天井の部屋で考える
クリエイティブな作業というものは、意思決定の連続で成り立っています。
例えば、画像の背景は何色がいいかなー?とか、写真の配置はこの辺がいいかなー?などの連続です。
そういった決断を下す前に、一度深呼吸でもして、周りを見渡してください。
今自分がいてる場所は、どんな部屋ですか?
もし、天井がさほど高くない、そして、椅子にすわっりぱなしの方は要注意です!
人間の心理を紐解くと、クリエイティブな発想というものは、天井が高いほどそれに比例して、豊かな発想が生まれやすい状態になります。
さらに、ある程度体を動かした状態の時ほど、さらに発想力が向上し、意思決定力も磨かれていきます。
つまり、考え事をするなら、5分でも10分でもいいから、一度外に出て、散歩しながら考えることが最も効率的です。
・音楽をかける
よく仕事や勉強をしている時に、ヘッドフォンをして音楽を聴きながら、作業をしている人をお見掛けします。
確かに、自分のやる気を引き出すときには、音楽が手っ取り早く気分をあげてくれますよね!
私も、作業に入る前には、好きな音楽を聴いて作業を始めるときが多いです。
しかし、クリエイティブな作業をするときは別です!
2010年のウェールズ大学で行われた実験によると
実は、脳の構造上、クリエイティブ作業をする時に音楽を聴くと、右脳のクリエイティビティ―が阻害されてしまいます。
左脳の情報処理等にはさほど影響しないものの、音楽を聴くだけで脳の機能をフル活用できないというのは、それだけで創造性の低下につながりかねません!
もし、制作や勉強をするときには、1曲だけ音楽を聴いてテンション上げてから、それから作業に移った方が効率的ですね!
・ネットのみから知識を得る
よく調べる!といったら、もうほとんどの人はスマートフォンで調べますよね?
実は脳科学の実験で、ネットを使って検索行動を行った方が、読書をするよりも脳の活性化が起こりやすいと言われています。
しかしながら、ネットで調べた情報というのは、一過性の記憶にしかならない場合が多いです。
というのも、瞬間的に調べられるがゆえに、答えが分かってしまえば、それより先に調べたり勉強に繋げる作業がおろそかになってしまいます。
もしそれでいいのなら、3つ目の紹介はここで終了です。
しかし、学んだことを自分のスキルとして活用したい方は、ここからが重要です。
確かにネット検索の方が脳が活性化されやすいですが、長期記憶に繋がりにくいです。
それに対して、読書は1つのコンテンツに対して、ある程度の時間をかけるので、長期記憶に結び付きやすいです。
したがって、おススメするのは、始めはネットで調べて、必ずそれに関係する本を5冊は読むことです。
クリエイティブ作業のような、アウトプットを基本とする作業こそ、インプットを重要視します。
つまり、知識量に比例して、クリエイティブ能力は向上します。
どんな形であれ、得たものはずっと使いたいですよね?そのために、ネットと本はうまく使い分けるようにしましょう。
最後に・・・
以上の3つを見直すだけで、クリエイティブ作業は3倍は向上します。
また、クリエイティブだけでなく、日常的な作業等にも応用が利くので、是非見直してみてくださいね。