同窓会 ~ライヴ~
(続き)
舞台に上がり、私のMC
「今日のスペシャルイ
ベントとして、幹事グループでバンド演奏を行います」
ちょっとした拍手が沸き起こった。
てか、会場にバンドセットがあったので、皆うすうす感じていたが・・・
「今日は、『ビジュアルバイカー』という曲を演奏します。この曲は、20歳の時、スガが大きな青いバイクに乗っていて、女にモテてうらやましく、おれもバイクに乗ったという出来事を歌にしました。そして2曲目の『ビジュアルボックス』は最新の曲で、過去と現在を今日は演奏します。歌詞はおしながきに載せています。」
長々としたMCを終え・・・
「それでは・・・」
「ビジュアル!バイカー!!!!」
シャウトし、演奏が始まる。
「ワン・ツー・スリー・フォー・・・・
ファイブ・シックス・セブン・エイト!!」
お決まりのエイトカウントで、皆を笑わせた。掴みはオッケーだ。
そして、間奏で
「それでは、メンバー紹介をします!」
以外にも、メンバー紹介は盛り上がった。
バンド練習初期、スガから「メンバー紹介いるか?」と指摘されていたが、「絶対にいるぞ!」と私は押し切った。
押し切って良かった。
最高の盛り上がりだった。
ビジュアルバイカーの演奏を終えると、間髪いれずにビジュアルボックスへ。
kagawaが会場を煽ったのだろうか、手拍子が沸き起こる。
こうなると、緊張も、恥じらいもない。
気持ちよく歌い終えることができた。