一人で お墓参りに行くと
決まったお店にしか寄らないきてぃ

ですが~
きてぃ姉と一緒なら
入りにくいお店も平気になります

(以外と小心者?)
四天王寺さんの参道で
一番古そうなお店に入りました

書道関係の物を扱っているお店で
ガラス戸を開けて入るんです

しかも 高い物しかありません的な
一見さんは いらん

みたいな雰囲気なんです

なので ガラス戸を開ける勇気は
なかなかのもんです

来年の干支のお亥さまの色紙が
店頭にあり
干支物は欲しいけど…
店頭のお亥さまはちょっとだし…
でも 店内には
欲しいお亥さまが待ってくれてるかも…
と
何かを買う覚悟を持って
お店に入ろうとした時
中原淳一の絵のポチ袋(¥257)があり
母が好きだったので
これを買おうと店内へ



竹久夢二っぽいですよね

夢二より哀愁が少ないのが 魅力です

中原淳一さんは
母の憧れのデザイナー&画家さんです

お店に入ると
80代半ば位のおじさまが…
何しに来た?みたいに見られる…
怖っ

きてぃ「これ下さい 母が好きだったんで…」
おじさま 無言で棚から新しいのを出す
怖っ

「この舞妓ばっかり売れるんですわ」
(他のは芸者)
きてぃ「可愛いですもんね

あのぅ 亥の色紙も見せて欲しいですが」
おじさま 無言でポチ袋を包む
怖っ

きてぃ姉は お亥さまのミニ色紙を出して
「私は これ下さい
」

おじさま「¥756です」
様子を見ていたら
おじさま
かなりお耳が遠くなられている感じで
きてぃ姉妹の声が聞こえてないようでした

それで お返事がなかったのでした

怖い方ではなく
聞こえていなかっただけ…

きてぃ達の声を少し大きく低めにすると~
まぁ ようしゃべりはる

一人で店番されていたから
退屈されていたのか


とか
私は
酉年でバタバタ貧乏や


とか
きてぃ姉妹
ご年配との会話も慣れているので
おじさま
楽しそうにいっぱいお話しされ
感じ良く お見送りして下さいました

思い切って入って良かったぁ

また 新しいご縁を頂きました

これからも
時々 覗いてみたくなりました

おじさま
いつまでもお元気でいらして下さいませ
