
今から1800年程前の中国史に題材をとった書物「三国志」は、いわば心理学の教科書のようです。
あえて経営心理学のバイブルと断じてもいいでしょう。
あえて経営心理学のバイブルと断じてもいいでしょう。
登場人物に語らせる「簡潔で含蓄ある言葉」は、いかに原作者や後世の著作者たちが深い識見を持っていたかをよく表しています。
例えば、三国志第7巻出師の巻(講談社版)蛮娘(ばんじょう)の踊りの第二に曰く。
『帰路、孔明は嗟嘆して止まなかった。未開の蛮地にも、隠れた者のうちには、孟節のような人物もあるかと、今さらのように、
「人有ル所ニ人ナク、人ナキ所に人有リ」の感を深うした』
「人有ル所ニ人ナク、人ナキ所に人有リ」の感を深うした』
●経営者にとっての教訓:人物をヨク見極める者、コレ人物。