♪セイゴのコリパッチョ | ◆VISTAの発見◆

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♪いつかはきっと セレンディピティ

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春の時期、スズキの幼魚で体長30センチほどの「セイゴ」はまだ淡泊です。
体がスリムなので、背身と腹身に分けて裁ち落すと、造りには貧相になってしまう。
といって塩焼きやフライでは面白くない。

悩みながら、魚をまな板にのせたまま手が止まっている自分の姿に、笑ってしまいました。

そう、手術用の薄いゴム手袋に、キッチンバサミを持っている。
これ、まるでオペじゃないの・・。
マスクこそしてないけど・・。

鮮魚を捌くと後 匂いが手に残るので、アレコレ予防が大変です。

小さいとはいえセイゴの背びれは、広げると鋭い針が出てきます。安全のため、まずこれをハサミでカット。

3枚におろした後、皮を引いたら、案の定細い身が数本残っただけでした。

そこで、これを「カルパッチョ」にしてみることに。

韓国風の唐辛子酢味噌「チョジャン」を作って、すし酢と少量のオリーブ・オイルを加え乳化させた不思議な調味料を添えて・・コリアン・カルパッチョつまりコリパッチョです。

こんな冗談は伊韓?

マ、結果、セイゴの淡泊は失われなくて、少し刺激的な一品ができました。

「週2日は魚を」といった手前、本日は出世魚スズキの子供と戯れてみたワケでして・・・。