
春の時期、スズキの幼魚で体長30センチほどの「セイゴ」はまだ淡泊です。
体がスリムなので、背身と腹身に分けて裁ち落すと、造りには貧相になってしまう。
といって塩焼きやフライでは面白くない。
体がスリムなので、背身と腹身に分けて裁ち落すと、造りには貧相になってしまう。
といって塩焼きやフライでは面白くない。
悩みながら、魚をまな板にのせたまま手が止まっている自分の姿に、笑ってしまいました。
そう、手術用の薄いゴム手袋に、キッチンバサミを持っている。
これ、まるでオペじゃないの・・。
マスクこそしてないけど・・。
これ、まるでオペじゃないの・・。
マスクこそしてないけど・・。
鮮魚を捌くと後 匂いが手に残るので、アレコレ予防が大変です。
小さいとはいえセイゴの背びれは、広げると鋭い針が出てきます。安全のため、まずこれをハサミでカット。
3枚におろした後、皮を引いたら、案の定細い身が数本残っただけでした。
そこで、これを「カルパッチョ」にしてみることに。
韓国風の唐辛子酢味噌「チョジャン」を作って、すし酢と少量のオリーブ・オイルを加え乳化させた不思議な調味料を添えて・・コリアン・カルパッチョつまりコリパッチョです。
こんな冗談は伊韓?
マ、結果、セイゴの淡泊は失われなくて、少し刺激的な一品ができました。
「週2日は魚を」といった手前、本日は出世魚スズキの子供と戯れてみたワケでして・・・。