♪週2日は「魚」の根拠 | ◆VISTAの発見◆

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飽和脂肪酸の恐怖と効用

バフェット氏が前立腺癌だとのニュースから、乳製品やカルシウム、飽和脂肪酸の摂取と前立腺癌のリスクの関係が気になりはじめました。

バター、牛ひき肉、鶏卵、チョコレートなどに含まれる飽和脂肪酸が、血清総コレステロール濃度を上げ、虚血性心疾患を引き起こすことが知られています。

では飽和脂肪酸を取らないとどうなるか?

オレイン酸という不飽和脂肪酸は、飽和脂肪酸から体内で生成されるという。
では不飽和脂肪酸のうち、体内で合成できない必須脂肪酸とは何か?、

次の文章からは、リノール酸、αリノレン酸らしいことがわかりました。
なので結論としてワタクシは、週2日「魚」を必ず食べることにいたしました。
ついでに、豚肉のラードには恐怖を抱かないことにします。

『飽和脂肪酸の合成が進み、脂肪酸合成が炭素数18(ステアリン酸)に達すると、体内で一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸が生成される。
例えば豚の体脂肪であるラードにはオレイン酸が豊富に含まれている。
このオレイン酸から、植物では、二重結合が一個増えてリノール酸(ω-6脂肪酸)が生成され、ついで二重結合がもう一つ増えてα-リノレン酸(ω-3脂肪酸)が生成される。
動物の体内にはリノール酸もα-リノレン酸も作る酵素が存在しないので、これらの不飽和脂肪酸を必須脂肪酸として摂取しなければならない。』(出典:Wikipedia)

ちなみに、必須脂肪酸とは:ω-6脂肪酸、リノール酸、γ-リノレン酸、アラキドン酸、
ω-3脂肪酸、α-リノレン酸、エイコサペンタエン酸 (EPA)、ドコサヘキサエン酸 (DHA)。

参考1)日本の国立がん研究センターが4万3000人を追跡した大規模調査では、乳製品の摂取が前立腺癌のリスクを上げることを示し、カルシウムや飽和脂肪酸の摂取が前立腺癌のリスクをやや上げることを示した。<乳製品、飽和脂肪酸、カルシウム摂取量と前立腺がんとの関連について―概要― PMID 18398033>

参考2)飽和脂肪酸の多い食事はインスリン抵抗性を生じさせ、糖尿病の罹患が増加する可能性が示唆されている。< http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/dl/s0529-4g.pdf 厚生労働省:「日本人の食事摂取基準」(2010年版)>