♪音楽「3D波動」論 | ◆VISTAの発見◆

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♪いつかはきっと セレンディピティ

音は人の気持ちを左右します。その原理を、よく分かっているのがの作曲家でしょう。

しかし演奏家によっては、作曲家の微細な情動を原曲以上によく表現できることもあります。
だから演奏家が演奏技術に加え、音楽心理学、音響工学をも極めたら、鬼に金棒。
研究すれば、音と心理の関係を定性・定量的にとらえる方程式がきっと見つけられるはずです。

私の仮説は「3D波動」論。
Y軸が音の響き(周波数)、X軸がリズム(時間)、Z軸が強さが3Dの波動を起こす。

では波動とは何か?

<波動方程式>の解説はWikiにありますから省略します。
『波動方程式(Wave equation)は、波(波動)を記述するための微分方程式(最も基本的な二階の双曲型偏微分方程式の一つ)。
物理学にも波動方程式がある。』

私流にいえば、音楽の「波動」は海・水面の大波、小波、さざ波のように自分に向かってくる音のかたまり、その動きです。
そのさまざまな音の変化が、人の心に共振作用を引き起こす。
だから音楽はその変化のありようが問題になるのです。

例として、Z軸(音の強さ)を垂直波形で見てみましょう。

●ラフマニノフ作曲 ピアノコンチェルトNo.2第3楽章の全体波形
イメージ 1

●上記の枠内部分を拡大したもの
イメージ 2

3楽章のロマンチックな旋律の部分。弱音のなかにこんなさざ波のディテールが・・。