♪「アッコルド神戸」的リビング・サロン

「アッコルド神戸」という名の、隠れライブ・ハウス。
バッハから、ジャジーなヴォーカルまで、日替わりプレーヤーが
数年前から毎夜、生演奏を続けています。

文化不毛の地、神戸で音楽を飯の種にしようという実に健気な、
ぜひ生き残って欲しいビジネス・モデルでゴザイマス。

以下はお店の「ヨイショ」では「ありま温泉」。

＜昨日のピアニストのお誕生日ライブより＞

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このお店の「売り」
一番目は「演奏者と聴き手の一体感」でしょう。
お互いの体温を感じているような・・。

二番目が「リビング・サロン」といえるほどの「安らぎ」。

五感を刺激されると人間は、脳のコントロールが緩むといいます。
ちょうど郊外を、軽い振動でドライブしているように・・。

●視覚　　店を切り盛りしているミス責任者は最近キモノ姿。
　　　　　帯柄にまで、ピアノの鍵盤が・・。
　　　　　店の壁には切金細工のオシャレな飾り物が揺れてます。
　　　　　作品のタイトルは「この曲何だった？」だそうで。
　　　　　テーブルの火はグラスのオイル・キャンドル。
　　　　　

●味覚　　ワインに手作りキッシュ、こだわりチーズにチョコまで。
　　　　　カクテルも上手にお作りになって・・。
　　　　　

●嗅覚　　ヘーゼルナッツが香るハワイ・コナ・コーヒーも。
●触覚　　ピアノや、縦笛からウクレレ、バイオリン、ドラム何を触ろうとお客さんのお好きに。

●聴覚　　プロの演奏から伝わるのは技術や感性だけではありません。お客の好みやリクエストに反応して、ナルホド話まで。
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イエイエもうひとつ、五つの感覚以外に感じるものがありました。

●輪覚　　６番目に挙げたいのが「心に感じる感覚」、
　　　　　温かく、人の輪に包まれているという感覚です。
　　　　　このお店では、それゆえお客同士の交流が始まることも。

「同芸、相親しむ」というのでしょうか。

昨日同席のお客さんから教えてもらった「早口言葉」

　　　　　　　「天然ガス・バス、ガス爆発」

　　　　　アッハッハ。