盲ろうの方が、大学の研究者になられたのは福島智(さとし)が世界で始めてだそうです。
東京大学先端科学研究センターの准教授でいらっしゃる。
東京大学先端科学研究センターの准教授でいらっしゃる。
『兵庫県神戸市出身。生後5ヶ月で眼病を患い3歳で右目、9歳で左目を失明する。18歳のときに突発性難聴で失聴し全盲ろう者になる。母・令子の考案した指点字を使い会話、コミュニケーションをはかる。』(Wikipedia)
お母様が考案された指点字は、一般的な点字の規則を両手の各3本指に当てはめて使うというものです。
介助者が、伝えたい言葉を盲ろう者の手の上に重ねた自分の指を、ピアノのように叩く。
ぎゃ、ぴゅ、ABCなど何でも表現できてしまう、デジタルコミュニュケーションです。
ぎゃ、ぴゅ、ABCなど何でも表現できてしまう、デジタルコミュニュケーションです。
デジタルは「離散」、アナログは「連続」ですから絵画や音楽の連続する変化の調子は伝えられないとしても、指点字は同時通訳に効果のあるすばらしい伝達手段です。
点字で楽譜も再現できることにもびっくり。
キズをバネにする精神力が世界を広げているのですね。





