♪女も男も「ノビリス」

庭の月桂樹に花が咲きました。

内緒だけど日ごろ、このハッパをこっそりに肉料理使っていたのですが、乾燥させなきゃ香り成分はあまり出ないのですって。
おかしいと思っていたんです。

この芳香成分は肝臓、腎臓の働きを活発にしたり、リューマチ、神経痛の緩和、唾液の分泌促進、食欲増進ほか血管を広げる作用まであるそうです。
これからはしっかり乾燥させて、大いに薬効を発揮させましょう。

花が咲いたこの木の傍にもう１本、よく似た葉で花無しの木があります。
木にも人間のように、花の咲かないヤツがいるのかと同情していたところ、なんと雌雄異株であることが今日わかりました。日本では雌株はとても珍しいらしい。

月桂樹（ローリエ）はラテン語でラウルス・ノビリス。
ノビリスは「高貴」という意味だそうで。

雌雄ともに「高貴」と認定するあたり、ギリシャの古人はイキですね。