♪スーパー・ミセスに学ぶ | ◆VISTAの発見◆

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♪いつかはきっと セレンディピティ

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マリー・アントワネットのお母ちゃんは驚きのスーパー・ミセスです。
無垢の少女がやがて、ハプスブルグ帝国の女帝となって63歳で亡くなるまでの
一生は、今に通用する人生教科書といえましょう。
父は神聖ローマ帝国皇帝カール6世。その娘マリア・テレジア(英名:テレサ)は
室内装飾、ハイドン好きのベビー・メーカーでありましたが、責任課題とたたかう
現代のお母ちゃんの姿と重なって見えます・・。


【①深いキズナは愛から】

●王族として奇跡の「恋愛」で結婚。

19歳の時、留学中だったフランツ・シュテファンと恋愛。
夫が亡くなった後、自分が死ぬまで15年間、喪服で通す。

●娘に遺した言葉。

「夫に愛されるようにしなさい。そのためには尽くすことが大切です」

●夫にプレゼントした宝石の花束。

  ダイヤ2100個、宝石各種800個を装飾した花束を愛する夫に。
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【②工夫して人心を掌握する】

●23歳で女王となり、反対勢力の人心を掌握。

父カール6世には後継男子がいなかった。異論の中、まずハンガリーの
女王となり、周囲を認めさせていく。騎馬民族のハンガリーを敬服させ
たその決め手は、馬を後ろ足で立たせ、剣を東西南北に振りかざす馬術。

【③守るために闘う】

●16人の子を産み続けた「男子後継者」トラウマ。

1937女、1738女、1739女、1741男、1742女、1743女、1745男、
1746女、1747男、1748女、1750女、1751女、1752女、1754男、
1755女、1756男、(末娘がルイ16世の妃:マリー・アントアネット)

●「三枚のペチコート作戦」と敵にヤユされた三国同盟

プロイセンの侵入と戦うため、オーストリア、フランス、ロシアと同盟。
団結した女傑3人とは、フランスはルイ15世の愛人:ポンパドール公爵夫人、
ロシアはピョートル大帝の娘:エリザベータ女帝、オーストリアのマリア。
39歳の時、7年戦争が始まってからは、アリアは子どもを生んでいません。

【④人の力を編成する】

●他国に先駆け「義務教育制度」を取り入れ、教育によって国力をたかめる。
 徴兵制度を設け、有能な人材を登用し、安定税収と官僚機構の改革を行う。

【⑤異民族、異文化も受け入れる】

●44の称号を持つ女帝は、文化、経済の交流をすすめ、弾力性のある帝国を
建設。以下は彼女の称号で、ウィーンにある彼女設立の小学校では教科書に
掲載されています。

マリア・テレジア、神の恩寵を受けたローマ帝国の皇后、ハンガリー王、
ボヘミア王、ダルマチア王、クロアチア王、スロベニア王、ガリシア王、
オーストリア王、ブルゴーニュ王、シュタイヤー女王、ケルンテン女王、
クライン大公妃、シューベンビュルゲン大君主、メーレン伯爵、
ブラバンド伯爵、リンブルグ伯爵、ルクセンブルグ伯爵、ゲルデルン伯爵、
ベルテンベルグ伯爵、オーバーニーダーシュレジア伯爵、ミラノ伯爵、
マントア伯爵、パルマ伯爵、ビアツェンツァ伯爵、グアスタラ伯爵、
アウシュヴィッツ伯爵、ツァトール公妃、シュアーベン君主、
ハプスブルグ領土君主、フランダース君主、チロル君主、ヘネガウ君主、
キブルク君主、ゲルツ君主、グラジスカ伯爵、ブルガウ伯爵、ナムール伯爵、
オーバーニーダーラウスニッツ君主、ウィンディッシェンマルク伯爵、
メシェルン夫人、ロートリンゲン公妃、バール公妃、トスカーナ公妃。