
美肌グルメの探求をしているうちに、豚足効果の真偽を疑うこととなった。
以下は「食べてどうなる?コラーゲン」という報告です。
以下は「食べてどうなる?コラーゲン」という報告です。
コラーゲンというたんぱく質の大きさは・・・長さ1万分の3ミリ、太さ100万分の1.5ミリ。(I型)
コラーゲンはからだの中の結合細胞に多く含まれる繊維状のたんぱく質で、真皮、靱帯、腱、骨、軟骨などにあるらしい。
ヒトの体内には全蛋白質のほぼ30%もあって、体の弾力強度を保つのに役立っている。
コラーゲンは体内で働くだけでなく人間生活にもいろいろ利用されている。ゼラチンの原料もコラーゲン。ウシやブタなどの大動物の皮膚、骨などやヒラメ、鮭、スズキなど魚類から作られるそうな。
●さて問題はここからです。
コラーゲンを多く含む健康食品が、皮膚の張りを保つ、関節の痛みを改善するなどと宣伝されていることがある。確かに、コラーゲンペプチドはコラーゲンを酵素処理で分解し、低分子化したもので、食品として摂取した場合、体内でアミノ酸に分解しやすいため、吸収性は高められる。
●しかしコラーゲンはタンパク質の一種なので、消化作用によりその構成単位であるアミノ酸まで分解されないと体内に吸収されない。
しかも分解されたアミノ酸が必ずしも体内で再びコラーゲンに生成されるとは限らない。
しかも分解されたアミノ酸が必ずしも体内で再びコラーゲンに生成されるとは限らない。
「その有効性について科学的に十分な証明がされている事実はなく、この点でマイナスイオンなどと同じく疑似科学とされる。」(Wikipedia)
●皮膚にコラーゲンを塗ったからといって、それが摂取され皮膚に良い効果をもたらすような事はない。
「コラーゲンを単なるタンパク質供給源としてみた場合、グリシンを非常に多く含む反面、必須アミノ酸のひとつであるトリプトファンをまったく含まないなど、アミノ酸組成が著しく偏っており、アミノ酸スコアの観点から考えてもそれ単体での栄養学的価値は低い。」(Wikipedia)
●ヒアルロン酸についても、経口摂取に関する、科学的実証結果はこれまでのところ存在しない。
ヒアルロン酸は糖類の一種で、関節、硝子体、皮膚、脳など広く生体内の細胞外マトリックスに見られる。とりわけ、関節軟骨では、軟骨の機能維持に極めて重要な役割をしている。
●ではお肌ぷりぷりにするには、どうすればいいのか?
たんぱく質を含めて、いろいろな栄養をバランスよく摂ること。体内でコラーゲンは自然に作られるの。
で、豚足料理は“おいしい”ために食べようね。