彼女の名はナツ
向日葵の様な彼女にはピッタリの名前だと思った。
僕らはお互い色んな話をしたが、彼女の話のメインは好きな奴の話だった。
僕の話のメインは付き合っている彼女との事だった。
彼女はいつも決まって
『ハルの彼女は幸せだね。
きっと私もハルの彼女になれたら幸せになれるのになぁ…』
と、笑顔で言っていた。
『じゃあ彼女と別れてナツと付き合ってやるよ』
と僕が言っても
『それは無理!
ハルと付き合ったら幸せで、毎日楽しいと思うけど、
ハルとあいつは友達だもん…
ハルは好きだけど、きっとあいつと会う事もあると思うし、あいつよりハルを好きになっても、
あいつを好きだった事実は変わらないし、そしたら私が嫌だから無理!
それにハル彼女いるし!』
彼女は笑いながらハッキリと答えた。
そんな彼女の強さと弱さが僕は好きだった。
そんな毎日は続いていた。
寒い日には寄り添って、
毎日の様に一緒にいて、
一緒に寝て、一緒に起きて、
まるで家族みたいだったけど、
不思議と男と女では無かったし、
恋愛関係にはならなかった。
僕は付き合っていた彼女とは別れたが、
2人の関係は変わらなかった。
変わった事は、彼女の言葉の中に
"好き"とか"大好き"とか"愛してる"と云う言葉が増えた事だけで、
2人の関係は変わらなかった。
『気持ちは言葉にしなきゃ伝わらないでしょ?』
そう彼女は言って
また笑った。
僕はナツの笑顔が大好きだった。
彼女が笑顔でいられるなら、
彼女が笑顔でいてくれるなら、
いつもそう思う様になっていた。
向日葵の様な彼女にはピッタリの名前だと思った。
僕らはお互い色んな話をしたが、彼女の話のメインは好きな奴の話だった。
僕の話のメインは付き合っている彼女との事だった。
彼女はいつも決まって
『ハルの彼女は幸せだね。
きっと私もハルの彼女になれたら幸せになれるのになぁ…』
と、笑顔で言っていた。
『じゃあ彼女と別れてナツと付き合ってやるよ』
と僕が言っても
『それは無理!
ハルと付き合ったら幸せで、毎日楽しいと思うけど、
ハルとあいつは友達だもん…
ハルは好きだけど、きっとあいつと会う事もあると思うし、あいつよりハルを好きになっても、
あいつを好きだった事実は変わらないし、そしたら私が嫌だから無理!
それにハル彼女いるし!』
彼女は笑いながらハッキリと答えた。
そんな彼女の強さと弱さが僕は好きだった。
そんな毎日は続いていた。
寒い日には寄り添って、
毎日の様に一緒にいて、
一緒に寝て、一緒に起きて、
まるで家族みたいだったけど、
不思議と男と女では無かったし、
恋愛関係にはならなかった。
僕は付き合っていた彼女とは別れたが、
2人の関係は変わらなかった。
変わった事は、彼女の言葉の中に
"好き"とか"大好き"とか"愛してる"と云う言葉が増えた事だけで、
2人の関係は変わらなかった。
『気持ちは言葉にしなきゃ伝わらないでしょ?』
そう彼女は言って
また笑った。
僕はナツの笑顔が大好きだった。
彼女が笑顔でいられるなら、
彼女が笑顔でいてくれるなら、
いつもそう思う様になっていた。