好適環境水飼育実験開始 | 好適環境水飼育実験

好適環境水飼育実験

何年か前に話題になった好適環境水で熱帯淡水魚と海水魚の混泳飼育にチャレンジしてます。

海水魚と淡水魚の混泳や陸上でのマグロやフグの養殖などで時々話題になることがある好適環境水というものをご存じでしょうか。
岡山大学で発明された数種類の電解質を溶かした水で、魚の浸透圧調整など生きるのに必須な元素だけで構成されています。
なんとその水では淡水魚も海水魚も一緒に飼うことができるのです。

何年か前から好適環境水のことは知っていましたが、今年の5月くらいに特許申請から1年半が過ぎたらしく好適環境水の成分とその配合量が公開されました。
元々アクアリウムが趣味(素人に毛が生えた程度)で、淡水魚と海水魚の混泳には非常に興味があったので好適環境水の特許公開を機に飼育実験をしてみることにしました。

好適環境水の成分と配合量は塩化ナトリウム7.0587g/L、塩化カルシウム二水和物0.3641g/L、塩化カリウム0.18125g/Lです。
それぞれの試薬はネットで購入できますね。
通常なら精密天秤が必要ですが、スケールアップすれば家庭用の秤でも何とかなりそうです。
ということで配合量通りに三種類の成分を混ぜて好適環境水の完成です。

完成した好適環境水水槽にネオンテトラと伊豆で釣ってきたネンブツダイを入れて飼育開始です。
一週間ほどが過ぎてネオンテトラが一匹☆になりましたが、その他は元気です。
ネンブツダイはあまりエサを食べてくれませんね~。