これ、今グーグル様に聞いたら、映画化されているらしい。知らなかった。
レビューでは、結構高得点なんだけど、アマゾンのレビューは過大評価が多いので、信用しない。
漫画の映画化ってのは「ほぼ90%」がっかりする。←これ宇宙の真理
例外もありますよ。「デトロイトメタルシティー」は、実写版サイコーです。「21世紀少年」見てないですが、これはよさげな「感じ」がする(DVDレンタルが旧作になったら借りて見ます)。
で、喜国の漫画だ。彼のイメージは『日本一の男の魂』『傷だらけの天使たち』『三丁目防衛軍』みたいな「エロギャグ」だと思う。
あんまりメジャーな漫画家ではないと思うので、知らない人は知らないでしょう。
で、その彼の作品群のなかでも、異質な香りがするのが『月光の囁き』(小学館ヤングサンデーコミックス)であ~る。
基本となる「エロ」はそうなんですが、「ギャグ」ではなく「シリアス」である。
巻末で著者自身が述べているが、「谷崎潤一郎」を彼なりに漫画にしたらしい。
あまり詳細は書きませんが、この漫画、私最低10回は読み直してます。6巻完結なので、すぐ読み終わります。
どこがいいのか?と聞かれたら「テーマが普通じゃないのに、普遍的な意味を持ってる漫画だから」って答えますね~。
だいたい、谷崎って所で、もう普通じゃない。私は『痴人の愛』しか読んでないが(春琴抄は途中で挫折した・・・)、ああゆう、っていうか、耽美な世界なんすよね~あ・・・説明になってないっすね^^;
異常な世界を描いて、普通の世界にも通じるメッセージを匂わす。今ではありふれた手法かもしれませんが、やはり、手法以前に、面白い作品はおもしろい。
というわけで、『月光の囁き』は、超オススメだね~。