先日、とある会社の役員の方から
僕の携帯に1本のメールが入った。
インドネシアに拠点を出そうと思ってるが、
インドネシアにコネクションがないだろうか
という内容のご相談でした。
そのメールを見て、先日のNHKスペシャルの
激動、トヨタピラミッドの話がかぶった。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0610/
リーマンショック以降、円高が原因で、
トヨタ自動車が製造ラインを海外にシフト
させている。
デンソーさんを始め、一次下請けの企業も
セットで海外移転。
しかし、大変なのは、その下、つまり二次請け
以下の企業。トヨタが進出した海外では、すでに
コストの安い現地の人を雇用して、ピラミッドを
築いている。
国内で売上が激減していく中、このままでは
まずいという事で、海外に出ようにも、今度は、
すでに現地で築かれてしまっているピラミッドの
一角とコスト競争をしなければならない。
今までは、国内でピラミッドを築き、下請け企業と
共にスクラムを組んできたのに、随分つれない
話だとも思う。
トヨタは、国内だけの販売で見ると4期連続赤字。
海外で商売しないと完全にやっていけない。
国内では、海外の新興国ではできないような
新技術の研究開発が主になり、それ以外は、
東南アジアなどのコストが安いところで製造
するのが当たり前になっている。
今後ますますこの動きが加速する事を考えると、
国内の製造業の空洞化はさけられない。
そうすると製造業に従事していた人達の
雇用はますます悪化する。
今後、ある程度の収入を得られる人というのは、
1)語学が堪能なグローバル人材
2)高い専門知識を持ち、それを仕事としている人
3)自分のビジネスを持っている人
の3つになろうと思う。
大手に勤めている僕の友人達も、週末を使って
ビジネスを始めている人や、何をすべきか
模索しはじめている人が増えてきた。
フリー戦略の著書で有名なクリス・アンダーソン氏は、
こんな事を言っている。IT化の波、技術革新は、
これから製造業に及ぶと。
http://president.jp/articles/-/6258?page=3
考えてみれば、映像を編集して多くの人に公開
しようと思えば、一昔前は、多額の費用が必要
だったはず。それが今や、個人が出来てしまうのだ。
そんな革命的な事が製造業に及び始めると、
会社はどんどんコンパクトになっていくだろう。
最先端の技術研究は、日本国内で、デザインや
製造は、どんどんアウトソースされていくかも
しれない。
だから、国内における雇用は細っていくだろうと思う。
ゆえに、今のうちから、個人が自分のビジネスを
持つ事がとても、とても大切になってくると私は、
心の底から思います。
だからこそ、自分が今後どのようなビジョンを描く
のかをしっかり持っていないといけないと思う。
副業からビジネスを持つ事を考えるのもよし、
本気で何かを極める道に入るのもよし、
海外に出る事を視野に入れて活動するのもよし。
しっかりと個人個人がビジョンを築く事が大事
だと思う。