■好きな事で起業する場合の落とし穴 | 読むだけで、あなたの魅力と能力が引きだされる心理学

読むだけで、あなたの魅力と能力が引きだされる心理学

あなたらしさ(性格・適性・価値観)を
引き出し、充実した人生を生きる為の
心理学について書いています。

また、豊かな対人関係を築く為の
心理学についても言及しています。

そんな講座、講演を全国でしております。


昨日の東京でのセミナーが終わり、ようやくひと段落つきました。
先月末の方からバタバタで、やっと一息つけた感じです。

今月もセミナーや、来月のセミナーの準備、その他新しい企画への
チャレンジなどで忙しくなります。

私は、性格気質から分かる人と人との相性や、職務の適性についての
ノウハウをまとめてセミナーをしておりますが、著名な経営者を
調べれば調べるほど、またそれが確信に変わっていきます。

やはり、適材適所というものが世の中にはあり、
適所を見つけた人は、ビジネスにおいて才能を発揮し、
充実した職業人生を送ることができるでしょう。

$心理学講座 メンタルマネジメントで人生とビジネスに成幸を

しかし、起業するとなると、お勤めの場合と違い、職業適性だけでは
うまくいかないのが現実です。

起業の場合は、まず先に世の中のニーズやウォンツを見つける事の方を
先にやらなければならず、そのニーズやウォンツに基づいて商品を
開発し、提供するという形となります。

自分の好きな事で起業したいという人ほど、陥りやすいのですが、
先に商品やサービスを作り、それをほしい人を探すという、

自分の好きな事、やりたい事で商品を作る⇒ほしいお客様を探す⇒提供する

の順番で考えがちなのですが、実は、やらなければならない順序が全く
違い、起業する人は、最初にやらなければならないのは、世の中の人や
企業の困り事や悩みを見つけることなんですよね。

そして、ニーズがあるといっても、すでに市場が成熟しているような
ものではダメで、ライバルがまだ気づいていない世の中の不満や
ニーズやウォンツをいち早く見つけ、それを解決するような商品や
サービスを作る、もしくは仕入れるという順序で考えるべきなんですよね。
つまり・・・

ライバルがほとんどいない、隠れたニーズやウォンツを見つける⇒
商品やサービスを作る⇒提供する。

(ただし、お金を支払ってでもなんとかしたいニーズでないと意味がない。
 説明不要で、緊急性があるものであればなお良い。起業して急成長する
 可能性がある。)

この順序でやる人は、起業に成功される人と言えます。


かのマイクロソフトのビルゲイツ氏が最初にやった事は何かと言えば、
IBM社が新しいOS(パソコンのオペレーションシステム。
今でいうウインドウズとかマックとか)を必要としている
ニーズを知り、その案件を成立させる事で儲けました。

その方法は、カナダの技術者がDOSというOSを開発した事を知り、
それをIBMに持っていったのです。

そしてIBMからは、20万ドルで引き受け、カナダの技術者には
15万ドル支払ったのです。

自分がOSを開発した訳ではまったくなく、企業のニーズを見つけ、
それを解決する方法を探し、提供するという事をしただけです。

そのニーズの流れ、お金の流れの事を起業家として成功した
ロジャー・ハミルトン氏は、フロー(流れ)と言いました。

起業してお金を稼ぐという事は、フローを見つけて、サービスを
提供する事だと言えます。

それを無視して、好きな事で起業!とやってしまうと、まず上手く
いきません。

自分の適性を知った上で、次にやるのは、適性にあう職務における
フローを探す事。困っている人を探す事。

そして、それを解決する方法を作る、もしくは仕入れる。という
発想をしなければならないという事になります。

なので、自分の事をよく知り、適性を理解し、どんな分野、職務で
チャレンジするかをはっきりと定め、その後、フローを探す事ですね。
そして、その後に商品を作る、仕入れるという事をしないと上手く
いかないと言えます。

お金持ちになりたいという目的だけであれば、あえて自分の好きな事
にフォーカスしなくても、お金が儲かる事をやればいいのですが、
それでは苦痛だ!という人、自分のキャラクターを活かし、
まさしく天職と呼べるような、仕事が自分の気質にピッタリ合うなぁ
という職務を見つけたいのであれば、まず自分の事をよく知る必要が
あります。

「彼(仕事の場合は、お客様ですね。)を知り、
 己を知れば、百選危うからず」ですね。

ビジネスは、相手がある話ですから、相手を知ることと、
自分を知る事、両方大事なんですよね。

好きな事で起業すれば上手くいく!なんていう風潮が目立ったりします
ので、警鐘を鳴らす訳ではないですが、なんとなく書いてみたくなり、
ブログに記しました。

さぁ、今月も頑張ります!