もう過ぎちゃったんだけど、4日の日曜日は10回目の結婚記念日だった。

 

夫と結婚して丸10年。

彼が亡くなってから2回目の結婚記念日。

 

去年の結婚記念日は彼の七日七日の法要と重なって、私は初めての記念日反応に悶えながら義実家に行ったのを昨日のことのように覚えている。

それに比べれば今年の結婚記念日は穏やかなもので、私は一人用事を済ませに隣県にお出かけしたくらいで特に何もお祝いすることもなく1日を過ごした。

もちろん、

 

「何でこんな日に彼はいないかなー」

「せっかく丸10年の結婚記念日なのに」

 

とか色々思うことはあったのだけれど、これは仕方がないこと。

だいたい彼が生きていたとしても特にお祝いなんてしたかどうか怪しい。

私達はあまり記念日とかに盛大に何かしたりする生活は送っていなかったし、せいぜいご飯を知り合いの店に食べに行ったりとかそれ位しかしてこなかった。

でも節目の10回目だから、生きていたら何かしたかもしれない。

こればっかりは、たらればでわからないけど。

 

結婚記念日の前日、母に

「明日は丸10年の結婚記念日。〇〇くんはいないけど」

と話したのだけれど、母からの返答は

「あら、いるわよ。〇〇くんは」

というものだった。

母は幽霊というか魂というか、そういう物を信じていて彼はずっと私に着いてきてくれていると何度も言ってくれている。

私はそれを聞くとどこかホッとするし、本当かなーと思いながらも彼の存在を信じることができる。

霊感がからっきしない私は一度も彼の霊的な物を感じたことがないんだけれど(笑)

 

 

結婚記念日、おめでとう〇〇くん。

こんなに早くひとりになっちゃったけど、結婚したこと後悔したことなんかないよ。

どうかこれからもよろしくね。

 

 

読んで下さりありがとうございました。

 

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