先日、K-POP について、私の最近感じることを、本ブログへの過去のエントリーの振り返りとともに書きました。
● K-POP 雑感 (2011.11.10)
http://ameblo.jp/visionconcier/entry-11074819773.html
今回はもう少し視点を変え、K-POPの人気の要因について考えてみます。
音楽には、ヒップホップ、R&B、ダンス、バラード、ラップ、ソウル、レゲエ、テクノ、エレクトロ、ハウス等々と呼ばれるジャンルがあります。
シンガーの単位も1人、2人、3人、4人、5人、それ以上とさまざま。
国籍も国の数だけ選択可能で、媒体、メディアも、新聞、雑誌、ラジオ、テレビ、web等あります。
これらをアレンジすることで、これまでにないコンセプトができ、そこに中身、音楽で言えば歌唱力や、ダンス力などが伴っていれば、お客さまに受け入れられる可能性が高まります。
K-POPの日本での人気の要因として考えられるのは、ジャンルとしては、日本が弱かった、ヒップホップやダンスジャンルや、ヒップホップにエレクトロを融合したヒップトロニカといった新ジャンルミュージックで、多国籍で、日本語で、洗練された、高いレベルの歌唱力、力強い、ダイナミックかつパワフルで刺激的なダンスパフォーマンスといったクォリティーであることが大きな成功要因のひとつだと思っています。
なお、K-POPは日本でだけ人気があるのではなく、グローバルで大変な人気となっています。
グローバルでの成功要因は、上の要素に加えて、何より世界共通の媒体・メディアであるweb、インターネットを巧みに使って発信していることも大きな要因のひとつであると感じています。
わたしは音楽業界人でも音楽に造詣の深い専門家でもありません。
ですので素人なりに、分解してみると、見えてくるものもあるかもしれません。
わたしは韓国の音楽事務所は、とくにインターネットの使い方、情報発信力が優れているように思います。
各事務所がYouTube等に公式のチャンネルをもって、ビデオクリップなどを惜しげもなく発信しており、この点は日本も真摯に受け止めて、学ばないと、日本国内はもとより、グローバルでの情報発信にますます差を開けられていくように思います。
日本は今はまだ、なにがなんでも海外に出ていかなくてもやっていける中途半端な規模の音楽産業・市場があり、かつ著作権、肖像権等権利関係でがんじがらめになって身動きがとれない状態です。
ここからは、音楽産業に限った話ではないのですが、TPP議論ではありませんが、日本はかつて(といってもまだ十数年前です)は世界の約20%のGDP規模を誇っていました。
それがこれまでも今後も続いていくのであれば、あえて外を見なくてもすんだ、十分に国内でやっていけたとは思いますが(ですが、むしろ当時の方が外を見ていたとも言えますが)、年々割合は縮小し、今や約8%で、今後ますます世界のGDPに占める日本の割合は小さくなっていきます。
そのようななかで、何も手を打たなくてもよいのでしょうか。
本当に日本のことを愛する、考えるのであれば、このような姿勢ではいけないと思うのですが・・・
音楽産業も他にたがわず、日本市場だけでは厳しくなってから、海外進出、なんて思って外を見たときには、もう日本が進出する余地がない、なんてことが現実になってしまう前に、個人レベルや事務所レベルでプロデューサーや各音楽事務所が単体で進出するのではなく、まだ日本の優位性がある今、産業全体で考え、戦略をたて、国を動かして、早期に海外戦略、グローバル対策を講じていく必要があると考えます。
韓国美・健康・技・娯楽・食の場 提供人@秦兄弟