先月3月19日の“エーシー♪♫ 公共広告機構のCMの件”というタイトルの本ブログでも少し触れましたが、東日本大震災(東北関東大震災、東北地方太平洋沖地震)後、民放各社はノーCMで大震災報道を行い、CM復活後も、クライアントのCM自粛でACジャパンのCM一色の期間が何日も続きました。
そのCM自粛の民放各社(NHKは被災世帯・事業所の受信料6カ月間免除等)の収益への影響についての記事が流れました。
●【東日本大震災】「CM自粛」でテレビ各局打撃 「減収額10億円台後半」の局も- MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110416/dst11041623470058-n1.htm
この記事中で立教大の砂川浩慶准教授のコメントにもある通り、影響は限定的ではなく、中長期に及ぶというか、私はTV-CMのあり方やテイストそのものが大震災前後で変わってくると思っています。
それでなくても、インターネットやソーシャルメディア等オンラインメディアの登場により、新聞や雑誌への広告出稿数や金額は減少し続けており、テレビとて安泰とはいかないと考えていました。
テレビやTV-CM等の映像メディアがなくなることはないと考えますが、何億もかけた派手なCM制作は少なくなっていくことは間違いないと考えます(私が某TV-CM制作会社に少しだけ居た1990年代後半は、まだバブルの名残が多少残っていましたが、最近はすでに度を越した制作は少なくなっているかもしれません・・・)。
むしろ、国民の消費行動に大きな影響力をもつテレビCMが今後自社の商品やサービスをどのようなテイストで、どのようなメッセージで消費者に届けていくのか、企業や広告代理店の感性やクリエイティブ能力が一層問われることになると感じます。
マーケティング(ブランド構築)のサポート人@秦兄弟