以前から見てみたいと思っていた、昨年2010年6月のソフトバンクの株主総会での「ソフトバンク 新30年ビジョン発表会」を遅ればせながら、昨晩から今朝にかけて見ました。
http://www.ustream.tv/recorded/7882795
自分の存在意義とは何だろう、一番、最大の悲しいことは何だろう、一番、最大の幸せを感じることは何だろう。
このような究極の質問を考え、これらに応えていく、つまり悲しみは和らげ、幸せは最大化させることができるようなビジネスを、特定のテクノロジーやビジネスモデルにこだわらず、情報革命、情報産業で実現し、人々を幸せにする。
300年間成長し続けるグループ、組織構造を発明すること。孫正義氏はこれを戦略的シナジーグループ、自律×分散×強調、自己進化+自己増殖と表現しています。
以下に箇条書きで印象に残ったことを記します。
あとは、何か私がここで感想を述べることはすべて陳腐になるため、あえて控えます。
皆さんが見て、それぞれで感じて考えて判断してください。
・30年も一里塚でしかない
・300年の成長を考えるのであれば、300年前のことから見ていかなければならない
・300年前は機械によるビッグバン、これからは情報のビッグバン
・2018年に人間の脳細胞300億個を1個のトランジスタのチップ(コンピュータ素子数)が超える
・超えた後は、2100年で1垓(がい)倍、2200年は1垓の2倍、2300年は1垓の3倍
※1垓=1兆×1億
・少なくとも間違いなくあと10年足らずで、コンピュータが人間の脳(=人間)を超えることは間違いない
・人類はこれまで経験したことにない時代に突入する
・脳細胞の比較で、アメーバは1個あるかどうか、チンパンジーで30億個、人間は300億個
・これからの30年後、100年後、200年後、300年後の人間とコンピュータとの関係に比べるとアメーバと人間の違いも誤差の範囲に過ぎないくらいの関係になる
・人間の脳は知識の集積と知恵の獲得を行っており、チップでいえば、データとアルゴリズム。しかしコンピュータに知識と知恵=データとアルゴリズムだけを持たせれば、人間であれば本能だけを持たせることになるため、暴走する危険性が極めて高くなる
・人間には、知識と知恵以外に、大切な機能があり、それが感情。
・脳が感情を満たすために知識と知恵を活用する
・そして、感情にはレベルがある(感情のピラミッド):生理欲求→知識・知恵→自己実現→愛
・つまり、高い、深い次元の感情を、コンピュータに心を持たせることが必要となる
・超知性の実現の時代が到来する
300年以内に実現できること
・2300年の日本の平均寿命は200歳へ:DNA治療や人工臓器の一般化していく
・人間の脳の補強:人体間通信、テレパシー的通信の普及
・完全自動翻訳の普及
・人工知能を持ったロボット(動く筋肉を持った)コンピュータ
・ロボットの種類>生命体の種類、つまりロボットの種類が生命体の種類を超える
・新技術のほとんどがコンピュータにより発明される
・知的ロボットとの共存
・人間の人知・英知を超えた自然災害、テロやウイルスもロボットとともに解決していく
・そのような時代でも、人は、愛を求め、愛に傷つく
30年後は・・・
・CPUトランジスタ数:2010年30億個が2040年は3000兆個になる(つまり人間の脳の10万倍)
・メモリ容量:2010年32GBが2040年は32PBで100万倍
・通信速度:2010年1Gbpsが2040年は3Pbpsの300万倍
・iPhone:2010年(iPhone 3)は6400曲が、2040年(iPhone 34)には5000億曲入るようになり、動画は2010年(iPhone 3)は4時間分が、2040年(iPhone 34)には3万年分が入るようになる
・1秒間で、曲は、今は1曲のダウンロードが、2040年には300万曲ダウンロード可能になる。新聞は、今は1/4日分ダウンロードが、2040年には2000年分がダウンロード可能になる
・30年後、紙の新聞雑誌などありえなくなる。紙が本当に必要なくなる
・あらゆるものがクラウドと融合
・眼鏡には字幕が現れるようになる(字幕付き翻訳眼鏡)。つまり、言葉が通じなくても何不自由なくコミュニケーションができるようになる
・サイエンスフィクションの映画監督でも、小説家でも、評論家でもない。事を成す、事業家である
・地球の歴史は46億年で、種の生存率は1%(99.9%が絶滅)
・企業の30年の生存率0.02%(99.98%が存続できず)
・そして最後の孫氏のエピソード
マーケティング(ブランド構築)のサポート人@秦兄弟