東北関東大震災、東日本大震災、東北地方太平洋沖地震といくつかの呼ばれ方がありますが、発生直後の3日間、民放テレビ各局はCMを入れずにこの大災害の報道を行いました。
そして今週月曜日から通常通りCMが入るようになりました。
ですが、民放テレビをご覧になっている皆さんはおわかりの通り、流れるCMのほとんどがACジャパン(旧公共広告機構)のCMとなっています。
わが家の娘たちはこれらCMのコピーを覚えて一緒に言えるようにさえなっています。
妻はあまりにも同じCMが流れるので気持ちよく思っていません。
案の定、以下のようなニュースが流れました。
●AC大量CMに苦情殺到…脅迫電話も/芸能・社会/デイリースポーツonline
http://www.daily.co.jp/gossip/article/2011/03/18/0003875908.shtml
これは東日本大震災の影響によって、民間企業がCMを自粛するなか、民放テレビ各局が民間企業CMの代わりに、同法人のCMの放送を流すことで穴埋め的な役割を果たしているのですが、「しつこい」「不快感がある」「内容がそぐわない」、さらには子宮がんや脳卒中予防の内容に対し「こんな大変な時にがん検診なんか行けるか」等抗議が集中しているようです。
この記事にある通り、同法人の提言CMはテレビ、ラジオ、新聞社など約1200社の加盟社から得られる年会費で賄っており、CMを放送しても、テレビ局との間で金銭的なやりとりは一切発生していないのです。
とんだとばっちりと言えばそうなのですが、確かにこれはあまりにも多量なため、このようなクレームが起こることはある意味仕方がない面もあると感じます。
企業もこの時期に高額な費用を払って、たとえば踊ったり、笑ったりといった演出のCMを流して、この時期に不謹慎と思われ、逆効果になっては目も当てられません。
ただ、いつまでも自粛するわけにはいかず、また、落ち着いた、モノトーンのようなCMばかり流すのも問題で、今の状況は早晩改善されると考えますが、タイミングの図り方が難しいのは確かです。
マーケティング(ブランド構築)のサポート人@秦兄弟