近年、日本の若年層は、車を持ちたい、家を建てたい、結婚したい、といった欲が弱くなっていると、メディアを通じて聞きます。
高度成長期、日本国民はああなりたい、こうなりたい、あれが欲しい、これが欲しい、という欲を強く持って、それらを実現するために頑張り、豊かな社会を築いてきました。
そして、相応に豊かな国になりました。
時は過ぎ、20歳前後の若者たちは生まれたときから豊かな社会の中で育ってきたこともあり、ギラギラした欲を持たなく、持ちにくくなっているようです。
勤務後、飲みニケーションではありませんが、会社の同僚や友人同士でも飲み屋に行くことも、相対的に少なくなっているようです。
私は別に物欲を強く持った方がよいということを言うつもりは全くありません。
しかし、成長したい、発展したい、強くなりたい、豊かになりたい、幸せになりたい、といった思いは、欲を持たないとなかなか実現は容易ではありません。
欲を持たない、あるいはこじんまりとしていると、どうしても小さくまとまる傾向は否めません。
欲があればこそ、ハングリーさ、野心、貪欲さ、アグレッシブさ、情熱や熱意が生まれると思います。
それが活気となり、国も元気になるように思います。
幸せであれば、なにも言うことはありません。
昨日、30歳前後の方々と話をする機会がありました。
彼女たちから、20歳前後の人たちが、上のような人たち、草食系が多くなったという話を聞き、メディアの情報はまんざら大げさでもないのだと実感した次第です。
私は小さな幸せを意識し、感謝しつつも、さらなる高みを目指して、大きく成長していきたいと願っており、そのためにコツコツと亀の歩みを続けていきます。
マーケティング(ブランド構築)のサポート人@秦兄弟