先日、“ Twitterの可能性 ”というタイトルでデジタルガレージ竹内崇也氏のインタビューコメントの一部分とKDDIの小野寺社長のTwitterに関するコメントについて触れました。
それは対照的なものでした。
竹内氏がコミュニケーション手段としての、Twitterへの強烈な可能性について言及している一方、KDDI 小野寺社長の、Twitterは「やるつもりない」というコメント。
そして昨日(わたしが知ったのは早朝)、現在の日本の携帯キャリアの雄である、NTTドコモ山田社長のTwitterに関するコメントが報道されました。
NTTドコモ:社長ツイッター「140字は難しい」
毎日jp(毎日新聞)
まだ見ていない方は詳しくは上の記事を見ていただければと思います。
記事タイトルを見ればわかるのですが、この記事はNTTドコモ山田社長の、現時点でのTwitterへの取り組みに関するコメントで、それはKDDI小野寺社長のコメントに近いもので、現時点ではやらないというものです。
わたしは、NTTドコモにしろ、KDDIにしろ、社長のコメントが、正直、痛いほどわかります。
従業員数〇万人、売り上げ〇兆円の大組織の長です。そう簡単に可能性があるからといって、気軽につぶやけるかといったら、難しいものがあります。
リスクマネジメントの観点から、ニュースリリース発表一つをとっても、発表までにどれだけの人がかかわって調整・確認を行っているか、実際にかかわるとわかります・・・
また、ソフトバンクの孫社長のように、起業家社長ではありません。
ただ、個人的には、孫社長のように、全社員に対してtwitter利用を奨励したほうがよいとまでは言いませんが、であれば、たとえば、あくまでたとえばですが、NTTドコモにしろ、KDDIにしろ、それぞれ携帯端末があるのですから、全社員に新しく出るスマートフォンを無料配布して、Twitterでなくても、互換性のある、独自のプラットフォームを構築して、活用を奨励するとかできると、それだけで随分、組織文化や風土は変わると思いますし、日本経済に対するインパクトも持ってくると思います。(競争という意味においても)
一昔前の日本であれば、経済規模的にも日本の中だけを見ていても十分採算がとれ、ビジネスを完結できたのですが、現在、そしてこれからの世界経済、社会のなかでは、残念ながら日本だけで完結させようとしても、したくてもできなくなっています。
であれば、開き直って、ビジネスもこれまでの価値観ややり方を見直さなければなりません。
これは、単に微修正をすればよい次元ではなく、大きく変え(変革)なければならないと強く感じています。
売り上げ規模でも、雇用者数でも、それなりに日本経済にインパクトを持つ組織であればなおさら、大きく変えることは困難を伴いますが、その困難を知恵を出し合って、克服する責務があるように思います。
ソフトバンクの孫社長のような、影響力のある人間が、もっと多く現れ、ともに行動すれば、一気に日本は変わると思いますし、そういう大組織は自分たちの組織だけの問題ではなく、少なくとも日本に対してそういう責任、役割があると考えます。
マーケティング(ブランド構築)のサポート人@秦兄弟