もっと見やすく、もっと伝わる! 【Zoomスイッチャーマニュアル】
オンライン起業をしている方にとっても、会社で使っている方にとってもおなじみのZoom。2020年の調べですが日本の中で使われているWeb会議ツールの中ではNo.1の利用率だそうです。(※DIME調べhttps://dime.jp/genre/905160/)大きなセミナーや講座、トレーニングで会を進める人(ファシリテーター)は案外忙しいものです。「ここで発言している人を大きくクローズアップしてほしい!」「ここの裏で音楽を流してほしい!」「休憩中に案内の画像を共有してほしい!」「チャットにこの内容を流してほしい!」などなど、ファシリテーター本人でもできなくはないですがこれを話しながらやることはなかなか難しかったりするので大きな会をZoomで行う場合にはできる限り1人か、できたら2人以上で上記のことを行ってもらう「スイッチャー」と呼ばれる人を用意しておくと安心です。※補足※スイッチャーを2人以上用意しておくと何か手間取った時にお互いフォローできていいですよ^^複数人いるときは1人ずつ「ここは、この人」と担当範囲を決めておくのをおすすめします。2人で同時にやるとアレアレ?もうひとりがやってくれた?どうなってるー!?とテンパリます。あくまで、1人がメインの担当、残りの人は困った時に助ける係という分担にしておくとスムーズです。それではここからスイッチャーをするために必要なことを手順を追ってお伝えします。※Zoomスイッチャーの練習をするならビデオONにできる3人以上を集めないとできませんので要注意!▼▼【目次】【0】当日必ずミーティング前に設定すること【1】発言している人に「スポット」を当てる/外すには【2】複数の人に「スポット」を当てる/外すには【3】チャットに指定された内容を入れるには【4】画像の共有はこうやろう【5】応用編1−音声付き動画の共有をするには【6】応用編2−「音だけ」を共有するには【0】当日必ずミーティング前に設定することZoomを発行した人は「ホスト」と呼ばれこのZoomミーティングでの全権限を持っている人になります。この権限がないと特定の人を大きく表示することや(=スポット)画面共有の権限を加えることはできません。「ホスト」は基本的に1人ですが、有料プランでは「共同ホスト」になることができます。スイッチャーの人はミーティングより少し早めに入ってまずはホストから共同ホストに設定してもらいましょう!▼ホストは「参加者」のアイコンから該当者の右の欄を選択し、共同ホストに設定します※共同ホストになったら確認すること▼「セキュリティ」のアイコンから参加者に次を許可: の欄で画面共有にチェックがついているか確認します。(ついでに他のものも全てチェックをつけておきましょう)▼さらに、「画面共有」アイコンの横の^マークから「複数の参加者が同時に共有可能」というところにチェックをつけておきます。【1】発言している人に「スポット」を当てる/外すにはZoomの表示には「スピーカービュー」と「ギャラリービュー」の2つがあります。▼表示の切り替えはここですギャラリービューは参加者全員が見られますがスピーカービューでは基本的に何もしないでいるとその時、発言している人が大きく表示されます。ただ、発言していない人も表示したいとか発言しているけれど大きく表示されなくてもいい(またはその逆)ということもありますよね。その場合はスイッチャーが手動で操作することでその時発言している・いないに関わらず大きく表示する/しないことが可能です。具体的には「スポットライト」を当てると大きく表示することができます。操作手順はこちら①参加者アイコンを選択②一覧から該当者にカーソルを合わせ右側に出てくる「詳細」を選択③「全員のスポットライト」を選択します。※注意※「ピン留め(ビデオの固定)」は自分の画面表示が変わりますが他の人は変わりません!間違えやすいので注意しましょう^^また、ビデオ表示がオフになっている人はスポットライトを当てることができません!!スポットライトを外す手順は参加者一覧ではなく大きく表示されているビデオ画像の左上にカーソルを合わせると表示される「スポットライトの削除」を選択したほうが早いです。【2】複数の人に「スポット」を当てる/外すには複数の人を同時に表示する場合には一人目を【1】の手順で表示しそのまま二人目を追加で表示します。外す手順も同様に1人ずつ外していきます。もし、AさんとBさんを表示していて次の場面ではAさんとCさんを表示したい場合は①AさんとBさんが表示されている↓②Bさんのスポットライトを外す↓③Cさんにスポットライトを「追加する」で、AさんとCさんが表示されます。【50人超えの場合にオススメの方法】あまりにたくさんの人が参加するミーティングでは該当者を選ぶのも一苦労!事前にエクセルやGoogleスプレッドシートなどで場面ごとの該当者の名前一覧をつくっておき「参加者一覧」には検索欄があるのでそこにセルのコピペをして探すと最速で探せます!名前を姓名にせず特徴的なところだけ(姓のみとか、名のみとか)にしておくことで検索にひっかかりやすくなりますよ!※目安としては50人未満であれば一覧で探してもさほど問題ないかと思います。【3】チャットに指定された内容を入れるにはこれは、スイッチャーに限らず通常のZoom参加時と同じです。チャットアイコンを選択指定のテキストをコピー&ペーストするだけです。▼宛先 が「全員」になっているか確認!【4】画像の共有はこうやろうミーティング前の最初の待ち時間や合間の休憩時間などにわかりやすい画像を表示することがあります。この場合の手順はこちら▼①自分のパソコン上で画像を表示しておく(Macだとプレビュー、 Windowsだとフォトビューアーなど)↓②画面共有アイコンを選択↓③一番最初に選択されているものをそのまま共有すると自分のデスクトップ画面全部が表示されてしまうのでこれは選択しません!一覧の中から①で表示した画像を選択し右下の「共有」をクリックしましょう!↓④共有の停止 で終了します【5】応用編1−音声付き動画の共有をするには音声付きの動画を共有する手順と音声のみを共有する手順は違うので【5】と【6】で分けて解説します。音声付き動画(例えばYou Tube)を共有する場合は①該当の動画を再生できるように停止状態で待機↓②画面共有アイコンを選択↓③左下の小さい「サウンドの共有」にチェック↓④①の動画画面を選択し、共有↓⑤動画を再生する(音量に注意・ミーティング開始前に 事前に複数人でテストしておくと良いです)↓⑥動画を停止する↓⑦共有を停止【6】応用編2−「音だけ」を共有するには※【5】のサウンドの共有は選択しません①該当の音声を再生できるように停止状態で待機↓②画面共有アイコンを選択↓③左下の小さい「サウンドの共有」にチェックしません↓④「ベーシック」になっているところを「詳細」に選択変更します↓⑤「コンピュータオーディオ」を選択↓⑥①の音声を再生すると、共有されます↓⑦音声を停止↓⑧共有を停止しますーーーーーーーーーーーーーーーー以上、Zoomスイッチャーの操作でした!これでバッチリ、いつもよりもっと見やすく、もっと伝わる講座やセミナー、ミーティングにできますよ!