ビジネスは、どんな仕事であれプロ意識が何よりも重要になります。なぜなら確実に「本物指向」になるからです。にせ物は通用しないのです。
商品も本物、サービスも本物、当然それに携わる人間も本物。即ちプロ集団でなければ、顧客の満足度を満たすことは出来ないでしょう。プロフェッショナルとしての、知識・技術の向上は言うまでもありませんが、私は、アマチュアとプロとの、意識の差が重要だと思うのです。
プロの世界とは実力通りに結果を出し、実力通りに評価され、それに見合った収入を得ることができます。プロの世界は競争の世界です。戦いの世界です。勝つか負けるかの世界でもあります。
もちろんどんなプロでも、いつでも勝てる訳ではありませんが、少なくとも、負けることを忌み嫌う人でなければ、プロの世界では生きていけないはずです。
プロゴルフアーの青木功は「私に”闘争心、競争心、向上心“ のどれかひとつでもなくなった時が、引退する時です。」と言っていましたが、その気持ちが一流を保ち続けていた原因だと思います。組織はチームプレイですが、同僚や仲間に対しても、ライバルを想定して、そのライバルに勝つという意識は必要でしょう。
プロスポーツ選手が、同じチームの中でレギュラーに選ばれることを目標とし、選ばれたチーム全員は、対戦相手に「絶対に勝つ」という闘争心が、全力を出しきったり、チームワークという素晴らしい仲間意識を育てるのです。
「強い個人は強い組織から生まれる」、「強い組織は強い個人の集まりから生まれる」という事実は、ビジネス組織でも真理であります。
負けることを嫌う社風、勝つことを求める社風を、築き上げる必要があります。このような意識が育ってくれば、対戦相手は、同業他社や人だけでなく、自分の目標・会社の目標に対しても、それを達成した時が、日標という相手に勝った時であり、目標未達成は負けであり、より高い目標は、より強い相手だと、とらえることも出来るはずです。
勝利体験こそ、喜びや充実感・感動を得るだけでなく、自分やチームに対する自信と誇りを育てるのです。組織目標の達成を全員で喜び合える社風が育てば、それは一体感のある組織になっている証拠であります。
月末が近づくにつれて、月間目標に対する現在地を誰もが気にしていますか?その目標に近づく結果を出した事に対し、あるいは出した人に対し、みんなで賞讃の拍手を送っていますか?
店舗商売なら、レジを閉める時に、みんなが今日の売り上げはいくらだったかを知るために集まり、日標を上回っていれば喜び合い、残念な結果だった時には悔しがり、明日また頑張ろうと言い合っているようなお店なら、必ず活気のある、明るい店舗になっているはずです。
勝利を求め(日標を目指し)、勝利を喜び合う(日標達成を喜ぶ)集団こそ、全てのビジネス組織が築き上げるべき社風なのです。