発信と受信のバランスがとれている状態
「足して10」
相手が「たくさんしゃべる」なら自分は少なく
相手が「あまりしゃべらない」なら自分が多めにしゃべる
この足して「10」のコミュニケーションが
心地いい状態といえる
お互いにしゃべりすぎ、しゃべらなすぎは
居心地が悪い
発信が苦手なら、相手にしゃべってもらう
キャッチボールが苦手なら、
アタックしやすいトスを上げて、
気持ちよく相手にしゃべってもらう。
これは練習する事で身に付く技術なのだ!
▼上手なトスのあげ方とは?
相手にしゃべってもらう基本形は
会話の最後に「?」をつけること
例えば、しゃべる事が苦手な人は、
「言い切り」で会話が終わることが多い
好きな食べ物の話をしたとき
A;「私は和食がすきなんです」
B;「そうなんですか」
A;「今日のランチも和食にする予定です」
B;「そうなんですか」
A;「そうなんです」
B;「・・・・」
こんな感じになることが多いようだ。
そこで、昨日練習したのは
最後に「?」をつけるということ
さっきの例でいくならば
A;「私は和食がすきなんです、あなたは?」
B;「私は中華がすきですね」
というように会話をスタートさせる事が出来る。
A;「私は和食がすきなんです、今度一緒にどうですか?」
A;「私は和食がすきなんです、どこかいい店をしりませんか?」
最後に「?」をつける事が出来るように
質問形式で終わると、相手が返しやすいので
会話が続きやすい
とっても簡単でしょ?
そして、今日はその上級編、
打ち返しやすいトスを上げて
相手が打ってくれた、そのボールを
さらにトスを上げる
さっきのパターンで練習しよう
A;「私は和食がすきなんです、あなたは?」
B;「私は中華がすきですね」
と帰って来たボールをさらにトスを上げる
A;「例えばどんなメニューが好きですか?」
A;「具体的にはどんなお店が好きですか?」
というように、相手の言葉を増幅させる「?」を
付け加えるという質問
「例えば?」「具体的に言うと?」
「どれくらい?」「いくつくらい?」
相手の言葉に対して、さらに質問を加えてあげる
そうすると、Bさんは
「あ、この話題に興味があるんだな」
というように、気持ちよくしゃべってくれるようになるんだ。
イメージできるかな?
これを身に付けるには練習が必要
だけど、上手になってくれば、
自分が望む方向に会話をコントロールできるまでに
成長することができるんだ。
コミュニケーション能力が高いというには
しゃべる能力が高いことではない
この相手にしゃべらせる
「質問力」が高い人こそが、
コミュニケーションの達人と言われる人なのである。