人間性を高めるコミュニケーション④ | サラリーマン独立倶楽部「四ツ橋ビジネスアカデミー」

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発信と受信のバランスがとれている状態
「足して10」

相手が「たくさんしゃべる」なら自分は少なく
相手が「あまりしゃべらない」なら自分が多めにしゃべる

この足して「10」のコミュニケーションが
心地いい状態といえる

お互いにしゃべりすぎ、しゃべらなすぎは
居心地が悪い


発信が苦手なら、相手にしゃべってもらう
キャッチボールが苦手なら、
アタックしやすいトスを上げて、
気持ちよく相手にしゃべってもらう。

これは練習する事で身に付く技術なのだ!


▼上手なトスのあげ方とは?

相手にしゃべってもらう基本形は
会話の最後に「?」をつけること

例えば、しゃべる事が苦手な人は、
「言い切り」で会話が終わることが多い

好きな食べ物の話をしたとき

A;「私は和食がすきなんです」
B;「そうなんですか」
A;「今日のランチも和食にする予定です」
B;「そうなんですか」
A;「そうなんです」
B;「・・・・」

こんな感じになることが多いようだ。

そこで、昨日練習したのは
最後に「?」をつけるということ

さっきの例でいくならば

A;「私は和食がすきなんです、あなたは?」
B;「私は中華がすきですね」

というように会話をスタートさせる事が出来る。

A;「私は和食がすきなんです、今度一緒にどうですか?」
A;「私は和食がすきなんです、どこかいい店をしりませんか?」

最後に「?」をつける事が出来るように
質問形式で終わると、相手が返しやすいので
会話が続きやすい

とっても簡単でしょ?

そして、今日はその上級編、

打ち返しやすいトスを上げて
相手が打ってくれた、そのボールを
さらにトスを上げる

さっきのパターンで練習しよう

A;「私は和食がすきなんです、あなたは?」
B;「私は中華がすきですね」

と帰って来たボールをさらにトスを上げる
A;「例えばどんなメニューが好きですか?」
A;「具体的にはどんなお店が好きですか?」


というように、相手の言葉を増幅させる「?」を
付け加えるという質問

「例えば?」「具体的に言うと?」
「どれくらい?」「いくつくらい?」

相手の言葉に対して、さらに質問を加えてあげる

そうすると、Bさんは
「あ、この話題に興味があるんだな」

というように、気持ちよくしゃべってくれるようになるんだ。

イメージできるかな?

これを身に付けるには練習が必要
だけど、上手になってくれば、
自分が望む方向に会話をコントロールできるまでに
成長することができるんだ。

コミュニケーション能力が高いというには
しゃべる能力が高いことではない

この相手にしゃべらせる
「質問力」が高い人こそが、

コミュニケーションの達人と言われる人なのである。