VISION Teaching Fukuoka 2014年12月5日号   
冬本番になってきました。風も冷たく、外にも出たくないような日々が続いていますが、私の周りはワクワクの熱気で包まれています。   何の形も実績もないけど、やってみたいという夫婦の夢が、少し動き始めました。


お店をするための物件を駅近くに借りることになりました。夜の大人の時間、ゆっくりと感謝のギフトを選べるセレクトショップでありながら、ウェイテング・バーのように洒落た空間をメインにしたいという思いで、飲み物や食べ物を出せるようにするための設備や什器にかける資金はなかったので、『居抜き』の10坪足らずの元スナックだった空き店舗を夢を形にしていく一歩にしました。  


漠然と話していた現実感のない夢が、夫婦で話し、友人たちに話していくうちに、どんどんブラッシュアップされていき、「なぜ、それをやるのか」「どうして、そこにこだわるのか」「どこを目指してやっていくのか」というコンセプトが出来上がっていき、あせりも心配もなく、それでいて着実に、うれしい悲鳴のスピードで形になっていくのは、終わらない小さな奇跡のパレードです。 物を単に売るギフト・ショップではなく、感謝の気持ちを物にしていく、そのプロセス自体を自分人生のエポックメーキングにできるような、ゆっくりとした日常から離れた自分の時間を味わいながら贈り物を考えてもらえる空間のお店です。『糸島クリスマス☆ハウス』という統一ブランドで、ハンドメイド作家さんたちとのコラボ、その作家さんたちのオリジナル・ブランド立ち上げの支援もできるようにと思っています


そして、またまた、ぴったりのネーミングをご紹介できることは、私にとっても大興奮(お店の名前というだけなんですけど)です。『YUME KIKI YA(夢聞き屋)』ー夢を語れる、現実を夢の方に寄って来させるには、それをしっかりと聞いてくれる人、本当の夢が何かということに気づかせてくれる、変わることへの恐れや心配をなくしてくれる空間で過ごすーそれが私たちが創っていこうとしているものです。    

  次回は1月5日 配信の予定。(毎月2回:5日と20日)


12月7日~冬至(12月22日)までは24節気の『大雪(たいせつ)』です。本格的に冬が到来する時機で、冬の寒さが日ごとに加わります。新しい年の準備を始める「正月事始め」もこの時期から行われます。新しく迎える正月に新しい年神様を迎えるため、12月8日あるいは13日から、最初の行事である「煤払い(すすはらい)」が行われました。その他、門松や松飾り作り・鏡餅飾り・おせち料理作り・雑煮の用意などを準備していましたが、現在では作られたものを購入することが多くなり、やるのは大掃除くらいですかね。