「課題解決塾」の我那覇です。

 

これまで「課題解決塾」は第14期まで終了し、100名以上の方にご参加頂きました。

 

塾生のみなさまのご支援と暖かい応援で、
ここまでこれたことが何よりも嬉しく感じます。
この場を借りまして、お礼を申し上げます。

 

誠にありがとうございます。

 

塾でお伝えさせて頂いた内容が、
少しでもみなさまの「夢・目標」の一歩に繋がっていると嬉しく思います。
また、塾修了後の「実現力アップコンサルティング」でも「夢・目標」を実現したり、
実現に向けて進んでいる方が多くいらっしゃいます。

 

これからも「課題解決塾」は、
「夢・目標」を叶えたい方を応援していきますので、
どうぞ宜しくお願いします!

 


さて、今回は、この「課題解決塾」について、

ちょっとしたコラムを書いてみました。
時間のある方は読んで頂けると嬉しいです。
あまりにも長くなってしまい申し訳ありません。
短くしようと努力したのですが、出来なかったので、
そのままの文章でアップしています。

 

 

 

 

▼ 以下から課題解決塾のコラム ▼

 

ある塾生から質問がありました。

 

塾生「課題解決塾で学んでいることはスキルや方法じゃない気がするんですが。。。」

塾生「色々な課題を挙げても、我那覇さんが言っているのは、あなた自身が変われるか?っというように聞こえます。」

塾生「私が言っている”課題”と我那覇さんが言っている”課題”はどこか違うような気がするんですが。。。」

 

という質問です。

 

お気づきの方がいるかもしれませんが、「課題解決塾」では、
思考の整理方法や、スキル(企画・プレゼンテーション・図解)もお伝えしていますが、実は、一番お伝えしたいのは、

 
「本当の課題」の部分。

 

ここでいう「本当の課題」とは、
「自分自身の力をセーブ(又はブレーキをかけている)していること」です。

 

課題解決塾でよくお伝えしているフレーズに
「夢・目標への一歩」があります。

 

これは、目の前の課題を解決することを言っているのではなく、
「自分自身が心から楽しいと思っている事に力を注ぐ」
ことを指しています。

 

だから、目の前の課題解決よりも、「あなた自身が変われるか?」
っと聞こえるんだと思います。

 

そのメッセージを送っているのは、私なりに大きな理由があります。

 

 

 

 

 

 

さかのぼること10年くらい前。

 

私は、その当時「企画」を中心に仕事をしており、
月12本の企画を書き上げ、プレゼンし、事業や商品、会社を実現していました。

 

それは、それで大変だったけど楽しい時間です。

 

そして、もっと実現率を高める為に、
・マーケティング
・マネジメント
・ファイナンス/アカウンティング
・事業計画
・経営戦略
・クリティカルシンキング/ロジカルシンキング
・ゲーム理論 など
の勉強をしていました。

 

一種のがむしゃらですね。

 

勉強している時も、勉強した内容を使って、企画が実現している時も
とても楽しい時間でした。その分、身体はボロボロでしたが。。。(笑)

 

こんな状況の中、ある人の、ある一言で
私の楽しみはガラガラと崩れてしまいます。

 

その一言とは

 

「我那覇さんって何が楽しいの?」

 

です。

 

その時は、
「企画や、その為に必要なことの勉強が楽しい。」
って答えましたが、何か心にひっかかりを感じていました。
そして、そう言われたことになぜか、イライラし、モヤモヤが出てきました。

 

何かがひっかかったんだと思います。

 

それからというもの、不思議と「企画」や「勉強」がになり、
企画を考えるのも、書くのも遠ざけるようになりました。

 

何かの糸が切れたような瞬間です。

 

糸が切れた後、次に待っていたのは衝撃の事実。
企画で事業、商品、会社などを一緒に実現してきた方にお会いすることがあり、
今の状況を聴いてみると、、、

 

「あぁ、あの時の事業はもう無くなったよ。」

「あまり儲からなかったから。」

「関わっていたみんなも無くなってホッとしていたみたい。」

 

正直とてもショックでした。。。

 

別の方にも聴いてみたのですが、全部とは言わないまでも多くの方が
似たような感じになっていました。

 

「あんなに一生懸命考えた企画なのに!」

 

「簡単に諦めるなんてやる気が無い!」

って、これまでに経験したことがないくらいの怒りがこみ上げてきましたが、
事実は事実なので、何も反論せずに聴く一方だったのを覚えています。

 

もう何もしたくないと思った時、
また別の方とお話しする機会がありました。
その方は、以前、企画をお願いされたのですが、
内容が難しかった為に、企画立案をお断りした方です。
その時の私は、色々とショックを受けている状況だったので、
「会っても、また同じようなことを言われるだろうなぁ。」って思っていました。

 

しかし、お会いして話をしていると、意外な言葉が出てきたんです。

 

「あの時の企画だけど、今も上手くいってるよ!」

「あれから色々とみんなで話し合って、実現するまでは時間がかかったけど、
 思った以上に形が出来てきてるよ!」

 

違う意味で衝撃でした。

 

関わっていた時は、とてもじゃないけど、実現しないと思えるくらい
難しかったはずなのに、それが、実現しただけでなく、今も形になって続いている。

 

「あれ?」

 

フッと疑問が湧いてきます。

 

自分が関わった事業、商品、会社は続いていないのが多いのに、
自分が関わっていない事業が続いているのはなぜ?

 

ここからは本当にラビリンス(迷宮)入りです。(笑)

 

どんなに考えても、考えても、その答えが分からない。
なにが原因か、さっぱり分かりませんでした。

 

気がついたら、自分自身を責めるようにもなっていました。

 

・自分の力不足だった。
・もっと勉強しておくべきだった。
・内容をもっと突っ込んで考えるべきだった。

 

更に、

 

・今思えば学生の頃、あまり勉強しなかったしなぁ。
・人付き合いも嫌いだったから。。。
・遊んでばかりだったしなぁ。。。

 

っとまで、責めに責めました。

 

こんな時に出逢っちゃうのが、
・瞑想
・自己啓発
・座禅
・ユタ
などの内面的な取り組み。

 

もしかすると、普通はここで改善できるのかもしれませんが、
私の場合は、逆効果!(笑)

 

内面的な取り組みをした結果、更に
自分には能力が無い、スキルも足りない
自分の存在価値は社会には無い
必要無い

もう自己嫌悪の塊です。

 

もう人生終わりだ。。。→本気で思っていました。

 

 

 

 

そんな時です。
思い出したのが、

 

「我那覇さんって、何が楽しいの?」

 

の一言。

 

自分は本当に何が楽しいんだろう。
もしかして、楽しいと思い込んでた?

 

いや、実際に企画を創っていたり、実現したら「楽しかった。」

 

でも、もしかしたら、
もしかしたら。。。

 

 

 

 

 

そう、私が本当に楽しかったのは、
企画を考えていることでも、実現することでもなく、

 

関わっている人が、一緒に将来に向けて
一歩踏み出そうとしていること

が何よりも楽しい。と気がつきました。

 

一歩を踏み出す前は、
色々とアイディアが飛び交い、ぶつかり合い、
不安や課題が出てきて、それでも、
みんなと一緒だから一歩を踏み出す。

 

その時のパワーの凄さ、みんなの輝き、達成感が楽しい。


でも、実際の企画の時は、
強引に形を創ることを目指し、
飛び交っている意見を否定し、無視し、
自分の考えを押しつける形で創っていることが多かった。。。

 

そして、否定や、無視に対し、
「実現する為には仕方がないこと」
「期日が間に合わないから」
「全ての人の意見を聴くことはできない」
と自分に言い聞かせ、結果が出たことを更なる勘違いの自信に変えていた。

 

もっと自信を付けたいからと思って、様々なスキルを身につけていた。

 

 

 

でも、本当は、
みんなと楽しく一歩を踏み出したかっただけ。。。

 

 

 

どこかで、形にこだわった為に、結果にこだわった為に、
過信に繋がっていた自分に気がつきました。

 

 

 

 

自分が大切にして生きたいのは、
「夢・目標に不安を持っていても一歩を踏み出そう」としている人の「想い」

 

実は、振り返ると、その「想い」を
少しでも叶えるきっかけが創れるスキルや、
経験をたくさんしていました。

 

初めて、自分自身の「大切なモノ=価値観」が見えた瞬間です。

 

その瞬間、今までの経験、スキル、知識が全て一本に繋がり、
自分が出来ること、それが、自分にとって楽しいことだと
初めて気がつきました。

 

もっと、多くの人の「夢・目標への一歩を応援したい。」
その「想い」を形に変え、一歩踏み出す人が増えると自分も楽しい。
その為に、自分でも出来ることがたくさんある。

 

 

 

そんな想いから今の「課題解決塾」が生まれています。

 

 


「課題解決塾」でお伝えさせて頂いていること。

 

□思考の整理・整頓(企画)
□表現の整理・整頓(図解)
□伝えるの整理・整頓(プレゼン)

 

ではありますが、

 

一番お伝えしたいこと。

 

それは、「自分自身が心から楽しいと思っている事に力を注ぐ」
ことが出来る「価値観」を見つけること
そして、自分の価値観を信じ「行動」すること

 

もし、自分の価値観を信じ、行動することに「不安」があれば、
いつでも相談できる仲間がいる。

 

それを実現する為に生まれたのが「課題解決塾」です。

 

 

 


長々と「課題解決塾」が生まれたきっかけをお伝えしてしまいました。。。
書いている内に、熱い気持ちが出てしまいました。。。

 

私も、これからもっと多くの方の「想い」を形にし、
一歩を踏み出せるようにがんばっていきます。
これからもどうぞ宜しくお願いします!

 

 

 

ビジョン・プロデューサー
我那覇聖