才能と能力について
目標、夢、志し、ビジョン。
未来に向かって、何かしらの自分の可能性に立ち向かおうとする時、その未来を見つめた時、向き合った時、この様な気持ちが生まれてきます。
『わたしには出来っこない。』
『俺には無理無理』
『そりゃ、出来たら良いけどねぇ』
『理想は理想。夢は夢。現実があるからねぇ』
『そうなったらいいなって、妄想してるだけだから(^^)』
などなど。
何故、そう考えるのですか？と聞くと、クライアントはこう答えます。
『だって、わたしには（俺には）そんな才能ないから』
『そんな能力持ち合わせてないよ。それは、実力のある人が出来る事だよ』
そうです、自分には、才能や能力がないからとおっしゃいます。
ごもっともなご意見です。
『ですよね！あなたには、そんな才能ないですからねぇ！能力も実力もないから無理ですね！』
と言ってしまうと、わたしの存在意義が消滅します（笑）
才能や能力は限られた人のものなのでしょうか？
特別な人はやはり、いるのでしょうか？
答えは、イエスです。
才能や能力を生まれながらに持ち合わせている人は実際います。
しかし、わたしとわたしのクライアントの方々が言っていた才能・能力の定義には、違いがあります。
才能・能力とは、物理的肉体構造と機能の事です。
例えば、身長の高い低い、体重が増えやすい減りやすい、手が長い短い、筋肉の付き方など。
これは、どうしようもない事です。
生まれながらに持ち合わせた本人のものです。
しかし、物理的肉体といってもそれをコントロールしている脳そのものに違いはほぼありません。
専門的に、敢えて違いを言うのであれば、男性と女性は脳の使い方や大脳右半球（右脳）と大脳左半球（左脳）の容量に違いがあると言われています。
が、これも、仕事において大きな違いにはなりません。
大概の夢や目標は、仕事と直結ないし、間接的に連関しているものです。
そして、その才能や能力である物理的肉体の違いが仕事の結果に決定的に違いを作る分野はほとんどありません。
それが、スポーツであってもです。
もちろん、バスケやバレーボール、陸上競技など、身長が高い方が有利なものが多いですが、身長が低いとされている方が大活躍している事も珍しくありません。
では、一般的に才能・能力とされているものは一体何なのか？
それは、
『大好きな事』をやり続けた結果の集約です。
わたしは、夢・目標・志し・ビジョンはイコール可能性であると定義しています。
可能性に向かう事が本人の『大好きな事』であれば、本人はどれだけその事に時間を費やしても、労力を費やしても、本人の認識として頑張っただの、努力しただの、と言った根性論的精神論は存在しないんです。
これは、不思議な事でもなんでもないと思います。
テレビゲームを何時間もやり続ける子供（大人もいるかな⁉︎）
わたしに、何時間もテレビゲームをやり続けろって言われたら、苦痛以外の何物でありません。
でも、やり続けられる人は、それが『大好きな事』なんです。
これは、可能性開発プログラムのとても重要なテーマの一つてす。
大好きな事であれば、本人はどれだけでもやり続けられるのです。
その結果、本人の持ち合わせている情報の質と価値が高まった。
可能性の実現度合いと、情報の質と価値は比例関係にあります。
当然ですが、大好きな事はどんどん上達していきますし、掘り下しますし、もっと調べますし、工夫しろって言われなくたって、工夫します。
つまり、創造意識の進化と直結しているのです。
意識＝情報ですから、その意識はどんどん高まっていきます。
それが、仕事とつながっている事であれば、当然収益につながりますから、現実的にその大好きな事を続けられる土壌となります。
趣味であれば、続けるのにお金がかかるのでできる範囲で、という事になります。
でも、その制約がないなら、誰しもやり続けるはずです。
その、趣味と仕事の違いは、実のところたくさんありません。
ほんのポイントが数点あるだけです。
そして、それが見えた瞬間のワクワクと言ったら、文字では表しきれないくらいの高揚的感情となります(^^)
大好きな事をやり続けたら、上手くなってました(^^)
それを周りは、あの人には才能・能力があるって評価する。
とてもシンプルに表現するとこういう事です。
つまり、誰にだって可能性はある！
それは、世間で言われている才能・能力とは無関係なんだ！
という事なんです！
よく『意思を持て！』とか『もっと意欲的になれ！』とか言われますが、ハナっから無理な話しです。
だって、好きな事じゃないんですから。
好きな事＝意思・意欲を強烈に持てる対象である。
という事です。
すると、『好きな事やってりゃいいのか！周りの事は考えなくていいのか！』って言われた事があります。
そこには、『なりたい自分である事』というポイントや『人の役に立つ事』『欲求でなく希望である事』という可能性開発プログラムの他の重要キーワードが関係して来ます。
それは、またお話し致しますね(^^)
ここであなたに伝えたかった事は、才能・能力と夢・目標・志し・ビジョンの達成とは、無関係であるという事です。
この辺りがかなり可能性開発プログラムのポイントになって来るところです。
定期開催しているACT～創造意識覚醒トレーニング～では、存分に可能性開発プログラムのポイントを理解して頂き、あなたの可能性がどこにあるのかを確実に見出します。
そして、『可能性開発シート』に沿って、あなたの可能性開発の素材を抽出致します。
あなたの可能性が見出される場所。
それがビジョンリーダーの提供する可能性開発プログラム。
ACT～創造意識覚醒トレーニング～
です。
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