ちょっといい話教えて ブログネタ:ちょっといい話教えて 参加中


仕事柄、イヤな話もたくさん聞きますが、いい話も相当聞いてます。
まぁでも、仕事上のケースの話をここに書けるはずもなく、数年前のお話でも取り上げようかと思います。



当時まだ大学生だったWICCAは、講義に出るよりも本を読み漁って勉強する時間が長いような子でした。
先生によっては、講義で生徒に順番に自分の著作を読ませてるだけだったりして、意味のなさを感じちゃっていたのです。
調べながら読み進められないから、文字を追うだけで、結局時間の無駄だと思ったわけです。

当然、図書館で本を借りることが多くなり、とある冬休み前の夜、休暇前だから10冊本が借りられるとのことで、カバンに入りきらないのがわかっているのに、考えなしにまとめて10冊借りてしまったのです。
当然その日の帰りは、借りた本だけでなくテキストも持っていたので、いつものカバンと手提げカバンにパンパンに荷物が詰まっている上に、むき出しで5冊の本を抱えて満員電車に乗っていました。
おそらく合計20冊くらいだったのではないかと。
しかも分厚い本ばかり…。
小学生の頃、県道の防具を背負って5、6キロ歩いていたWICCAでも、さすがに満員電車でバラバラの荷物を持ち歩くのは結構負担でした。

そんなとき、ちょうど掴まっていた吊革の前に座っていたくたびれた感じで熟睡していたサラリーマンのおじさんがハッと目を覚まして席を譲ってくれたのです。
「荷物が大変でしょう」って。
実をいうと、間もなく乗り換え予定の駅に着くところだったのですが、思いがけない親切が嬉しかったので、座らせてもらって一つ先の駅まで行ってから戻りました。

シルバーシートについて社内放送が流れるとき、お年寄りと体が不自由な人と妊婦と小さな子どもを連れた人が優先との案内がされてます。
でも、人口の半分以上が高齢者という社会で、誰が優先されるべきお年寄りなのか、体が不自由かどうかは見た目だけで判断ができるのか、妊婦は優先だけど、出産後間もない人は優先されないのかとか、色々と疑問に思います。
荷物が多いっていうのはそんなに優先度は高くないと思うけど、「自分よりも席を必要としている人を見かけたら席を譲ればいいんだ」と強く意識した出来事でした。