ちょっと気になるニュースが。


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とさかで仲間の声を識別していた恐竜

ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト10月20日(月) 21時46分配信 / 海外 - 海外総合

 一部のカモノハシ恐竜には、頭部全体に広がる骨質のとさかがある。新しい調査によると、そのとさかは威嚇するような太い鳴き声を出すために使われていたのかもしれないという。

 この恐竜の鼻腔を医療用スキャナで調べた結果、思春期の人間のように年をとる過程で声変わりしていたかもしれないことがわかった。また、声だけで個体を識別できたということも考えられるという。

 8500万年前から6500万年前の白亜紀後期に生息していたランベオサウルスと呼ばれるカモノハシ恐竜は、頭部にある骨質のとさかの構造は複雑で、内部には長くてループ状の鼻腔があり、その機能については何十年にもわたって議論されてきた。例えば、コミュニケーションツール、脳の冷却、嗅覚の強化といった機能が提唱されたほか、潜水用のシュノーケルという発想まであった。

 オハイオ州クリーブランドで開かれた古脊椎動物学会の年次会合で今週発表された新しい研究では、周波数の低い吠え声でコミュニケーションをとるために、とさかが使われていたという理論が支持された。この研究報告を聞いたユタ自然史博物館の古生物学者テリー・ゲイツ氏は、「この種の行動が行われていた証拠がどんどん積み重なってきている」と強調する。しかしこれまで、ランベオサウルスがそのような吠え声を捉えることができたという証拠はなかった。

 今回の新しい研究では、アメリカとカナダの3つの大学に在籍する科学者たちが医療用CTスキャンを使い、ランベオサウルス亜科4種それぞれのとさかの空洞部と脳の化石からデジタル復元を行った。その結果、蝸牛(かぎゅう)と呼ばれる内耳の管状器官が、とさかが生み出す周波数の低い音を検出できるだけの十分な感度を持っていたことが判明した。

 研究チームは、各種のさまざまな年齢にある個体の頭骨もスキャンしている。そこからわかったのは、成長に合わせてとさかも大きくなり、鼻腔の形状も変化していたということだった。研究チームのメンバーであるオハイオ大学の古生物学者ローレンス・ウィトマー氏は、「子どものとさかは未熟で、気道もわずかしか広がっていない。年を取るにつれて、気道の発達によりループ状の複雑な構造が形成され始め、とさかも高くなる」と説明する。その変化は個体によって異なるため、鼻腔は人間の指紋と同様に同じものはなかったのかもしれない。

 この結果を踏まえた研究チームの推測によると、カモノハシ恐竜はお互いの吠え声を聞き分けられる独特な声を持っていた可能性がある。

 また今回のスキャン画像から、高度な認識機能と関連している脳の領域が以前に考えられていたより大きいことも示され、この恐竜には吠え声を区別したり、解読したりできるだけの十分な知能があったとも考えられている。

Ker Than for National Geographic News

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これ、何号か後のナショナルジオグラフィックに特集組まれるかしら?

ていうか、もしかしてもう出ちゃった?

定期購読をストップしてからしばらくチェックしてなかったのだけど、今サイト でバックナンバー見てたら面白そうな記事がちらほら・・・。