Gyao で発見したので見てみました。


妖怪百物語
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はじめはフツーに時代劇っぽいんだけど、後半ちゃんと妖怪が出てきて、彼らの動きがとても良かった!

『妖怪大戦争』とか実写版鬼太郎は、やっぱり有名人集めてやってるのが売りだったりするから、特殊メイクはすごいけどすごく現代的というか漫画的というか人間がコスプレしてるっていうか・・・ちょっとダイナミックさに欠けるところがあるのよね。キャラクターデザインからかわいいからオドロオドロしさが足りないというか。それはそれでいいんだけど、妖怪百物語のほうは、かわいくない妖怪なのになんか親しみを感じちゃうような、迫力ある妖怪たちでした。


時々思うのだけど、昔の映画ってものすごく娯楽性が高いですよね。

百物語に関して言えば、妖怪は出てくるけど悪商人の子どもと傘化けが仲良くなるストーリーや、寺社奉行の悪事を暴くお目付け役が出てきたりとか、悪奉行を悪商人と長屋の住人の戦いの間にもコミカルなシーンが出てくる。

時代劇が見たいおじいちゃんも、特撮が見たい子どもも、怪談を楽しみたいお父さんも、ちょっと笑いたい気分のお母さんも、みんなまとめて楽しめるようになってる。


今の時代劇ってワンパターンな勧善懲悪のように感じられるし、ホラー映画もリアルを通り越したグロさが目立つ。子ども向けのものも現実的というよりも単に不条理に感じられるくらいのヒーローが活躍したり、変な方向に固定的になってきてるんじゃないかと思います。


今や1人に一台TVの時代。家族で今に集まってTVを見ることもなくなり、自室にこもってTVを見るようになってます。家族間のコミュニケーションが取れなくなってることの一因でもあると思うのね。

でもそれって、個人主義の問題ではなく、製作サイドの作り方の問題もあるんじゃないかな、と思ったりしました。


(ま、TVだけじゃないと思うけどね。)