ガルデーニアのブログ
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行っちゃったぜ

つっというわけで、最近コスプレイベントに行ってきまして、参加している人皆さまに楽しませてもらいました。


まあ、唯一の休日を使い果たしましたけどはっはっはー(ーωー)


けどかなり楽しかったです!!


好きなキャラクターをやってかなりテンションが上がり、会場に出たらさらに好きなキャラの人がいてハイテンションになりすぎて倒れそうでしたww



友達になってもらったりイベントの初めから終わりまで同行させてもらえたり、もうヤバかったです。色々とww



今度はいる行けるかなイベント・・・・

俺はイベントの前に文化祭のコスプレが待っている…学校ではちょっと引けるんだよなぁ~…

『守るべきもの』最終!

ながかったですが、最終です・・・



ウキューー(  ・”Π)―且



 無事に屋敷から脱出できたイークは小さい火傷の跡やらパミドールが撃ってきた銃弾が地味にカスってできた傷跡はそのままで、まずは、借りている部屋に戻ることにした。人目に着かない様な部屋、部屋に来るまでだれにも見つからなかったが、少し困ったことになった。例え小さくても傷が沢山あるのでは血が足りなくなる。止血しようとするが、あいにくそんなものは持っていない。仕方がないか、とベッドに横たわってある男の名前を呼ぶ。

「ローク……頼む。」

 いつもならウーフに頼むがここにはいない。自分が無理矢理返したのだから。玄関からロークは簡単な物を持ってきて始めますよ。といって簡単な治療と輸血をしてくれた。治療が終わったばかりの時、しばらく安静。とロークは言いたげな表情で起き上がるイークを見た。

「ゴメン、急がなきゃいけないんだ。リースの事もある。」

「……その目…決心がついたみてぇだな。」

 イークの目の奥にロークが何を見たのかは分からない。だが、うん。と頷く。じゃあ少しの間だけ俺の話を聞いてくれ。ロークはそういうと語り出した。今までパミドールを始末に来た人たちの事を。

「――…まあ、こんなところだ。なんか謎は解けたか?」

 今更の情報。ここにウーフがいたら喜びそうな内容だな。と笑った。

「今俺が、何でウーフの喜びそうな話をお前にしたかわかるか?」

「……全く、リースもロークも俺に帰ってこいって言うんだろ?」

 そうだ。とロークは満足そうに頷いた。それと、ともう部屋を出て行こうとするイークを止めた。未だなんか酷な事言うんじゃないよね?と怪しそうに半分振り向く。

「親父さんからさ、リースの代わりに酒買って帰って来いとさ、」

 年の割に綺麗な歯がイークを見守る。参ったな…と頭を掻きながら了解と部屋を出ていく。その後姿がロークから見たら今まで数回しか見た事なの無い勇ましく大きな背だった。

 イークの故郷はロシア連邦の南西部にある都市、レニングタード州ルーガ。そこの一角にある小さな家、何年ぶりの帰宅だろう。そんな事を考えながら、扉を開いて中に入った。この家にイークが住んでいたころはイークが家の全てを取り仕切っていた。本当の父は母に愛想を尽かして女と出て行った。自分がほんの5・6歳の時、いや、それよりもっと前、泣くと暴力、答えないと暴力、答えても暴力。その内子供を見る度過去の自分を思い出す。せめて通常時にはと思い笑顔が顔に付いた。イークにとって笑顔とは本当の自分を隠すための仮面。『過去の清算。』自分の養育費で買ったこの家、家具、服…全てがイークにとって最悪な過去。こんなもの消してしまおう。本当は自分も一緒に消えてやろうとしたが、そういかなくなった。家を丸焼きにして焼け落ちる前に自分はその場から居なくなる予定だった。が、最後の最後で母親が男遊びから帰ってきた。

「ちょっと!あんた何してくれてんの?私の家を!」

 その時イークは、あぁ、自分の息子の顔すら覚えてねぇのか、と哀れ見た。

「カローナ、よかったな、死ななくて。」

「変な事言っていないで!私の服が!宝石が!」

 どうしようもない親だ。そんな呆れた言葉が出そうになった。もうその言葉ですら合わないほど醜い女だ。自分の過去がこんな奴にどうこうされていたなんて考えるだけで馬鹿らしくなってきた。この質問で最後にしよう。と思った。顔は覚えていなくても、存在だけは…親からの愛情なんてそんなものでいい。

「……カローナ、お前に息子はいるのか?」

 そう、この質問だけで全てが終わる。今までの全てが…

「ハァ?私は独身(・・)独身(・・)!息子なんて欲しくもない。」

「バツイチで息子に逃げられてのがそんなに嫌か、そうだよな~。ガキが居たら男寄り付かねぇもんなそうかそうかハハハハ」

 自分自身に呆れた。自分の存在すらなかった事にされて哀しい。そんな感情が未だ母に持てていたのかと思った。乾いた笑いしか出ない。目頭が微妙に熱くなるのが解った。カローナは何でそんな事知っているの?とイークに掴みかかってきた。あんたはダレ?と

「母さん、もう自由だよ。俺からも父さんからのことで怯えなくていいんだ。もうその事は隠さなくていいんだ。」

「まっ……まさか!あんたは…」

 『だから、お休み。』そう言って母の腹にククリを刺した。その時耐えきれなくなった涙が今更になって流れた。未だ勢いよく燃えている家に母を投げ捨てる。公園の隅で誰の目にも見つからない場所、母に暴力をふるわれたらイークがいつも隠れるところだった。そこで服を着替え。長い間世話になったね。とその場所に言って。ウーフのいる所に帰ろうとした時、聞きなれた声が後ろから聞こえた。

「イーク!このやろーーー!」

「イゲッ!」

 怒り狂った顔でウーフがナガタ・ロック2で地面にイークをダイブさせた。その衝撃で微妙に怪我が開く。どうしてここが解ったんだ?と首を絞められながら聞くと。リースがお爺ちゃんにききました。と可愛く言うが只今イークが窒息死した。

 というのは冗談で、ちゃんと生きていますよ。簡単には殺しません!とにかく、ウーフの技から解放されたイークが初めから説明してください。と説明を要求した。が、簡単に教えてくれるわけもなく。

「まずは謝罪を要求します。」

 フグの幽霊にとりつかれたように顔を膨らませて怒っているウーフが、イークにもう一人で何かを背負わないでよね!とキツク言った、その必死さや顔が面白くて分かった分かった。約束する。といった。リースはまだ早いけどお帰り。と笑顔で迎えてくれた。

「うん。ただいま、早く帰って父さんにも言わなきゃね。ウォッカでも買って。」

 そして、他のみんなにも……

「ウォッカ!俺も飲むーー!」

「はいはい。」

「私もーー!」

「リースは未成年でしょ?許しません。」

「えーロークから聞いたよクルは10代から飲んでたって。」

 あのクソジシィ…と小声で言った。仕方がないな。といってイークがリースに許したのはノンアルコールのカクテルの缶一本。

 本国に戻るまでにリースの長い説教をきかされた。本国に着いてから長い仕事が片付いたお祝いとして皆がパーティーの準備をして待っててくれた。

「お帰りクル!」

「今回の情報は?」

「クルお手柄じゃねぇか?」

「一人勝ちで賞金貰っちまえ」

 皆が本当にイーク達の帰還を喜んでくれて本当にうれしそうに笑っているイークを見た親父が酌しろと手招きした。

「父さんただいま。」

「おう!おかえり、リースにミッチリ絞られたか?」

 それはもう。と、笑いながらその優雅な時を過ごした。今度の任務は『リースの参観日に行く事』ということになったのはまた別の日の事。   Конец


あとがき

↑なんか曲がってるなぁ…まあ、いっかwww

(゜ロ\)というわけで…(/ロ゜)

クリウーフ『で、なんで俺ら?』(以下ウーフ

クルイーク『まあ、これを二日間で仕上げて徹夜した結晶が一回白紙になってるっていう事件あったから仕方ないんじゃない?』(以下イーク

ウーフ『知ってる。初めはちゃんとあとがきも書いてたんだよな。間抜けだよなぁ~ww

イーク『…なんか自分で自分の首しめてるよ。』

ウーフ『まあ、初めの方よりまともな仕上がりじゃねえの?』

イーク『多分ね。記録が消えてしまっているんだから俺たちの記憶にないし、』

ウーフ『まあ、それはさておきだ、こんな奴の話を読んでくれてありがとうな!』

イーク『本当に、感謝していますよ。本当は10P で終わらせる予定がかなりのオーバです。』

ウーフ『イークの【過去の清算】の話がかなりカットされてたなぁ~』

イーク『そうらしいですね、全く、野菜収穫していても良いんですが、ちゃんと計画性を持ってですね……』

ウーフ『あ~!もう!イークは小言が多いんだから!残り少ないから!ほらまとめるぞ!』

ウ・イ『こんなところまで読んで下さりありがとうございます。又の機会がありましたら宜しくお願いします。』

『守るべきもの』(下編)

いや~、間に合いませんねェ~上・中・下なんて着けない方がよかったんだろうな・・・今更の後悔・・・








ご。く。り…( ・Π)―且




「おまえ、鬼だな。そこにいるのは何の罪もない捨て子だぞ?」

「それがどうした?お前をかまった時点でこいつらはお前と同罪なんだよ。」

 ハハハと乾いた笑い声がウーフの頭の中を巡る。不必要な殺しはしなかったイークが次々と子供を殺していく様子はどこか客観的だった。

「ウーフ、ちゃんと見ているんだ。あいつの行動を、言動を、全てを。そしてお前だけでもここから逃げろ。」

 イークが言う意味が解らなかった。どうしてそんな事を言うのか、そこにはイークのささやかな優しさがあった。イークとは逆に子供が大好きなウーフにはこの任務は無理だろう。と判断した。唯一のパートナーのココロを守るための選択、自分を犠牲にして的確な情報を親父に伝えるための方法。

「リース!ウーフをちゃんと本国に……」

 天窓の端から見ていたリースにウーフを託した。リースなら安全に連れてってくれる。そう確信が持てたのは、現時点にリースがここにいる事だからだ。親父はこうなる事を知っていた。だから孫をよこしたのだと。リースは、天窓からロープを使ってウーフを回収した。リースの得意分野は投げ縄だからこうゆうことにはうってつけの人材だ。

「イーク!どうして?……ねぇ!一緒だといけないの?イーク!」

 そう叫びながら上に運ばれていくウーフは子供を目の前で殺されていた時よりもパートナーが殺していた時よりも苦しく、辛そうに言っていた。上に着いたウーフはリースの睡眠薬によって寝かされた。両目に沢山の涙を溜めたまま。

「…:リース、ウーフの記憶から俺の存在を消してくれますか?俺は、もうウーフとは一緒にいられない。」

 ウーフを回収しても尚、イークを回収しようとロープを投げた。そのロープはイークによって粉々に切られた。

「そこまでウーフの事を、お爺ちゃんの事を思っておきながらなんでそんな風にふるまうの?……」

 そう聞かれてもイークには返答する言葉がすぐに浮かばなかった。ただ、苦し紛れに作った作り笑顔、自分でも笑ってしまうようなその場しのぎの笑顔。その顔を見てクルは死ぬ気なの?と聞いた。それには答えられる。親父とのオプション任務。

「俺は、まだ死にませんよ。まだやらなければならない事がある。…:自分の過去の清算。それをやり遂げるまでは…死んでも死にきれませんよ。」

 その時の笑顔にはどこかしらか決意的なモノが窺えた。だが、リースは断言した。

「じゃあ、やる事やったら帰ってきなさい!そしてウーフの記憶は消しませんからね!クルの決心はわかったけど、それだけは譲れない!クルの帰る場所はちゃんとあるんだからね!」

 それだけ言ったら満足したようにウーフを抱えて屋敷を離れる。イークの決心、それは帰る所があれは揺らぐものだと自分で決めつけたものだった。だが、リースにそう言われて自分でも信じられないような感じだったが決心がさらに強くなった。自分の犠牲で得る大切なモノは何一つない。と、リースより考えて出した結論は何とも呆気なく消えていった。

「待っててくれてありがとう。」

 そうささやかなお礼とさようならの意を込めて、言った。外にはさすがに見張りはいないだろう。二人がこの屋敷から離れるまでの少しの間だけ…そう思ってククリを二(ちょう)構えた。十分逃げる時間はあげた。リース達以外にも子供たちは逃げた。その行動は無駄に殺してしまった子供たちに対しての懺悔…これから生きていく子供たちへの願い・希望。生きるためには生き延びるために時には残酷な選択を強いられるかもしれない。運を頼らなければ生きられない事もあるかもしれない。それをイークに教えてくれたのは親父とウールだった。今になって思う、自分は十分幸せだと。この幸せだけは奪われちゃいけない。汚されてはいけないと。

「もういいか……」

 ある一室にパミドールと二人っきり、おそらく今屋敷には自分たち以外誰もいない。もう逃げ場はないぞ。とショットガンをイークに構える。

ウィンチェスターM1893か…もう結構な歳なのによく使おうと思いますよね。まあ、いいでしょ。俺もこの後出かけないといけないんで。終わりにしましょう。

 そういってパミドールに大量な粉をかけた。この野郎とパミドールが引き金を絞った瞬間、爆発した。

「な…にを…」

 爆発言はパミドールだった。火達磨になり床を転げまわる。だが、彼は部屋に入ってきた時に気付かなかった。床が濡れている事を…

「貴方に火薬をかけさせてもらいました。床にあるのは、硝酸エチルと硝酸メチルです。ほんのり甘い匂いする事九】気付きませんでしたか?エチルの方はそんなに殺傷能力ないんですがメチルの方は爆発の危険性があったんですけど…どうやら失敗みたいですね。」

 そう言って部屋を出て行こうとするイークの手には新しい硝酸メチルと火のついたマッチを投げ込んで速やかに廊下の窓から外に出た。

大きな爆発音。リースたちがいたところからでは屋敷がどうなったかは分からなかったが、自分たちが居た方向から小さな子供たちが走って後を追いかけてくる。否、少しでも遠くへ行こうと必死になっていた。リースの視線が空を向いた時、自分の目を疑った。屋敷の方から煙が立ち上っていた。おそらくさっきの爆発音は屋敷を爆破した音。

「無事で帰ってきてよね…」

 そう願うしかなかった。リースはイークの側にいたかった。ウーフと一緒だ、だが、自分が一緒にいる事がかえってイークの足手まといにしかならない事を自覚しているから今ウーフを運んでイークの側を離れている。自分が小さな時から一緒に生活していて面倒も見てもらって、料理も教えてもらった。護身術も…リースにとってイークは実の兄に思えた。

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