音楽夜噺☆ジプシー編

音楽夜噺に参加して、思いがけずある謎がとけました

以前、「コンサート」という映画について書きましたが、

楽団のコンマスで1stヴァイオリニストをつとめた役者さんのキャラがあまりにも濃くて(顔も性格も)

気になってしかたがなく、映画を観終わった後、役者名を探したのですが見当たらず。。。

ずっと気にかかっていたのですが、、、

プランクトンの川島さんが紹介してくれたTaraf de Haidouks(タラフ・ドゥ・ハイドゥークス)というルーマニアのジプシーミュージシャンの映像の中に

あの濃ゅーーーいお顔のコンマスがいるではありませんか

チョコレート色のお肌、そして類まれなるヴァイオリンテク、忘れようったって忘れられません

画像が小さいのでちょっとわかりづらいかもしれませんが、左から5番目のカレCaliu Gheorgheでございます

「オーケストラ」のリハーサルシーンでは、はじめジプシーヴァイオリンを奏でて、協演するヴァイオリニストのアンヌ＝マリー・ジャケはあきれ顔。。

ところがCaliu(カリウ)がクラシック(パガニーニのカプリシオ24番らしい)を演奏し始めると、アンヌ＝マリーの表情が一変します。


タラフは、ヨージヤマモトのパリコレクションで演奏をしたとき、すっかりヨージヤマモトのお洋服が気に入って、

日本公演のときには、ヨージヤマモトの服を着て演奏したいとわがままを言ったリクエストされたそうです。


それをヨージヤマモトさんに伝えたところ、快く提供してくれて、しかもお持ち帰りOKということになったのですが、、、



ここで問題発生





お洋服類一式をもらえたのはメンバーだけ。

もらえなかったマネージャーさんがすねてしまったのです




で、結局



メンバーひとりひとりから各アイテムをもらうことで、マネージャー氏も全身ヨージヤマモトで

コーディネートできるハズだった




のですが

メンバーの中にひとり、がめついくん(金歯がご自慢)がいて、彼だけはマネージャーにマフラーも服も靴もあげたくないと拒絶したそうです



バンド解散の危機か

と招へいしたプランクトン側もハラハラしながら見守っていたのですが、

翌日にはマネージャー氏は涼しい顔をしてヨージヤマモトコーデをゲットしていたのです。

必殺技『くれなければクビ』をつかったそうです


大人なのに。。どっちもコドモみたい。。やっぱりジプシーっていいわ。。(笑)

ジョニー・デップ氏も大ファンというタラフの演奏をどうぞ