というわけで、昨日ショーン・ペン監督の「イントゥ・ザ・ワイルド」観てきました。

札幌ではシアターキノっていう、どっちかつーとインディーズ系の映画が上映される劇場で公開される作品だし、人が集まるのかな~なんて思ってたら、何の何の。

開場時間に到着したら既に長蛇の列!!
650名ほど入る会場はほぼ満席でした。

ストーリィは先日書いたので書かないけど、ポイントは、旅に出る大きな理由のひとつとなった両親との関係でした。
・・・が、想像していたより、普通な親じゃん、って感じでした。
そりゃ、あんまり友達に自慢できるような親じゃないけど(特に父親が)、パーフェクトな家庭探すほうが難しいですから。。

むしろ、主人公のクリスは人よりも少し純粋な魂の持ち主だったことが、彼を旅に駆り立てたんじゃないのかな。


         クリスを演じたエミール・ハーシュくん。金髪だと雰囲気変わるね。

-人生において必要なのは
  実際の強さより 強いと感じる心だ-

昨日見たときは、彼が「死に場所を求めて」アラスカに行ったわけじゃなく、
たまたま悪い偶然が重なって、「生きて戻りたかったのに」命を落としてしまうのがわかって救われる気持ちになったけど、

そのシーンが後から来てます・・・㊦㊦( ̄^ ̄

彼の死後、2週間ほどでハンターたちに見つけられるのですが、彼らがもう少し早く到着していれば、、
あのおじいちゃんとの約束も果たせたかもしれないのに(´;ω;`)

最近、巷では「死にたい」って気軽に言う人が多いけど、
「生きたい」のにそれが叶わない人がいるってこと、、、
この映画見て感じてほしい。

「ミスティックリバー」観た後も3日くらい落ちてたけど、この映画も後からボディブローのようにじわじわ来るね雨

アメリカの雄大な大自然の風景がとても印象に残る映画でした。