馬か房17(鉄火場) | Bisah's Blanket 【馬龍DEN】

馬か房17(鉄火場)

今日、大井はユキチャンで盛り上がったようですが…

昨年末の東京大賞典のときに買った日刊競馬のコラムに書いてあった事。
「有馬記念は友達同士が多いが東京大賞典は一人ケイバが多い。仕事納めの関係も有るだろうが、CLUB KEIBAを標榜するJRAの有馬記念に対し、地方競馬の総決算はもう一つの競馬を体現してるのでは」(文章おもいっきり意訳)
この内容、両GPだけではなく、地方競馬の立ち位置を表してる気がする。

コレはユキチャン盛り上がりを否定するモノではないし、地方競馬での仲間でワイワイ競馬を否定するわけでもない。
俺だって仲間と大井に行く事が多い。
ただ、地方競馬ってどこか中央とは一線を画した、孤高の存在でいて欲しいんだよね。

5年以上前の帝王賞の日、締め切り5分前を切って、大井の馬券売り場は長蛇の列。
誰かがマークシート不備の為、機械の前で書き直していると、列の後ろから「てめぇ、もう一回後ろ並べヨ!」と言うオヤジの怒号が。
この後 掴み合いになった、って事まで賞賛するつもりはないけど、
俺はあの時、「ここは鉄火場なんだ」って初めて思った。
府中や中山では見られない、異様な空気に痺れた記憶がある。
平日の昼間から競馬に浸るオヤジの空間。
「郷に入っては郷に従え」を感じた。

大井・川崎以外の地方競馬の窮状は知ってるから、旧態依然ではダメかもしれない。
でも地方競馬には、CLUB KEIBAではない、孤高の熱気を残して欲しい、と思うのは俺だけかなァ。

地方競馬の売り上げが落ち、中央や元中央の馬たちが活躍するのを見ると、
なんか「鉄火場」の雰囲気が薄れているように感じるんだよね。

南関東以外は盛岡、名古屋、高知しか行ったこと無い人間が言うことではないかもしれないけど。
でも頑張れ地方競馬!
ラブミーチャンと、それに続く地方生え抜きの馬の活躍を願います。