A'sW3-22 新城の強がり
<第3ピリオド第5戦までの順位/累計ポイント>
第1位 ユーカリ 75ポイント![]()
第2位 次郎太 65ポイント![]()
第3位 怪人UMA 50ポイント![]()
第4位 紫 35ポイント![]()
第5位 ナナガイキ 20ポイント![]()
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第6位 皇騎 15ポイント![]()
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第7位 ロイス3 5ポイント![]()
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第8位 ナイスです姉茶 -15ポイント![]()
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アルゼンチン共和国杯は馬連が万馬券、3連単は900万馬券という波乱の決着となった。
【ANGEL's WINE】も小幅のポイント変動となった。たった1人を除いては。
ロイス3。今回、1着-4着-5着(-12着)のボックスを投票していた。+65ポイント。秋天時点で累計-60ポイントが、いきなりプラスになってしまった。
紫が結果発表をして数時間後、ロイス3はコメントを残していた。
「第1ピリオド優勝、第2ピリオド準優勝のオレが、ついに逆襲ですよ~!
いっきに65ポイント!! この調子でいけば、最下位からの大逆転は可能です!!!
上位陣は心してお待ちなさい!」
徹はほくそ笑んだ。「!」を多用したのは、おそらく 怪人UMAの文章のマネであろう。ロイス3、というか新城なりのギャグだろう。
だが、彼はそんなギャグで本心をごまかしていたのだろう。
思いがけず65ポイントという高ポイントを稼いでしまった、自分の失敗を。
新城はこの第3ピリオド、皇騎と最下位争いに持ち込む算段だったはずだ。それが思わぬ大ヒットにより、75ポイント差は、一気に10ポイント差まで縮まってしまった。
新城の自爆。相当焦っているだろう。だが、最下位を狙っていることを公にすることはできないし、黙っていることもできなかった。新城なりの強がりが、「!」多用というギャグコメントに走らせたのだろう。
徹は新城の焦りが他人事とは考えられなかった。皇騎という大きな敵に対し、新城は彼なりの戦いを始めている。だが、自滅によりアドバンテージはほとんどなくなった。
一方の徹。皇騎より先にゆかりに会っていた、というアドバンテージは、先日の様子を見る限り、ほとんどなくなっていた。
「何か動き出さなければ」 そうは思っていたが、次に何をすれば良いかわからない。
徹は何も動けないままだった。