A'sW1-14 首位の意地
エプソムCが終了。これとともに、春競馬は幕を閉じた。
【ANGEL's WINE】は、GⅠシリーズの終了のせいか、予想が難しくなったせいで、的中者が激減。
逆に、マイナスポイントになる人が紫を含め、3人も発生した。
「勝負に出たのが、裏目に出た形だ」
徹はそう考えた。
エプソムCを含め、残り3戦。上位3人を除くと、4-5着を的中して50ポイント加算しても、首位戦線に参入できない。安田記念のナナガイキ(徹)のようなポイント荒稼ぎをしない限り、上位には食い込めない。買い目に2位や3位になる馬も入れるしか、活路はない。しかしエプソムCの結果は、2→1→3番人気の決着。上位3頭のどれかが4着になれば高ポイントになるが、上位人気3頭で決まったらマイナスになる。
2強1中6弱(ドロップアウト1人含む)。差は埋まるどころか、離れていく一方だった。
だが唯一、ポイント獲得者がいた。首位タイだった、ロイス3である。
2着ヒカルオオゾラ―5着トウショウウェイヴを的中。15ポイントを加算し、累計170ポイントとなった。
快進撃の止まったナナガイキとの得点差は15ポイント。突如現れた新参者に、ロイス3は一矢報い、再び引き離した形になった。