交流戦への道(2) ※全体公開※
ビサー選手は
東横線で、菊名駅に。この時点で12:28。乗換えの時点で12:30は過ぎる。
しかも、JR横浜線は本数が比較的少ない。やっと来た電車に乗ると、
「次はー 大口ー、おおぐちぃ」
しまった、新横浜は菊名から、横浜方面ではなく、町田・八王子方面へ1駅だった!
乗りなれてない電車はこれだから怖い
これでは12:40にも間に合わない。
でも、1塁側から何も連絡もない。とりあえず何も連絡せず、大口駅で降りた。すぐに八王子行きが来た。
さきほどの菊名駅を逆方向から通過し、JR新横浜駅のホームに着いたのは、12:50近くだった。
急いで、JRの北口に向かう。でも、桃子からの連絡はない。
改札を出た。人はそれなりにいる。でも、どいつがどいつだか、さっぱりわからん![]()
とくに白のポロシャツ(青のライン入り)+
の
に、声をかけてくる人物もなし。
教えてもらった携帯電話に電話をする。つながるまでもなく、留守番電話になってしまう。
・・・待てよ。
当初の待ち合わせ
は13時だったはずだ。食事の時刻を考えて12時半にしようとビサーがいったのは、金曜の深夜。桃子は、13時だと思っているのかもしれない。
しばらくして、
を見た。13時は、5分ほど過ぎていた。でも、それらしき人物や、連絡は、ない。
再び
に電話をかける。やはりすぐ留守電。
周りを見回す。とくに、僕に怪しい視線を投げかけてくる人間も、いない。チンピラ風情の人間も、いない。
・・・正直、ある程度は予想していた。でも、やっぱり信じられない。![]()
13:30、僕はJRの北口を離れた。公衆電話を探した。思考回路がおかしくなったのだろう、公衆電話なら出るかもしれない、なんて考えたのだ。
3分ほど歩き、横浜市営
新横浜駅の切符売り場に、公衆
を見つけた。
久々にテレホンカードを使う。結果は留守電。今度はメッセージを残した。たいしたことは言ってない。
もう一度、JR北口に戻る。そして
に電話した。結果は一緒。
・・・もう、諦めようや。 ビサー選手は自分に言った。
週末になって、待ち合わせ時刻を1時間以上経過して、何も連絡して来ない女なんだ。
交流戦は、残念ながら不成立だ。
つまり、1塁側は、いや、桃子は、
ではなく「サクラ」
だった、ということだ![]()
お腹が減った。そろそろ食べて、WINSに向かわないと、七夕賞とプロキオンSに間に合わなくなってしまう。
無駄だと思いつつ、桃子にメールを打ってみることにした。