パンデミックの対処法
インフルエンザによるパンデミックを歴史的に見ると・・・約30年~40年おきに発生している事がわかります。
1918~19年 スペインインフルエンザ
1957年 アジアインフルエンザ
1968年 香港インフルエンザ
世界のどこかで発生したパンデミックはあっという間に世界中に広がると予想されています。
パンデミックはいつ来るかなどわかりません。
ところがその前兆や開始はある程度把握する事が可能であり、一気にドン!と来るものではない事から、少しでも進行を遅らせる事ができるのなら、その間にワクチンの開発や社会基盤などの建て直しをする事が可能です。
パンデミック対策の立案は一般的に国家レベルで行われます。
まずWHO(世界保健機構)がその計画立案の手引きを発布し、各国ごとに計画を立案します。
医療機関においては、大量に患者が押し寄せ、病院機能が麻痺する事が予想されています。
その場合にはある一定の時期に、インフルエンザ以外の疾患に対する医療を制限し、可能な限りの人的・物的資源をインフルエンザ治療に振り向けるなどの対策が練られています。
医療機関レベルでは現時点では新型インフルエンザ対策を立案する必要はなく、むしろ基本的な感染対策(この場合、空気感染対策)を再確認し、常に最新情報をリソースする事です。
ただし、メディア情報は独自の解釈や誤報などの欠点もあります。
そこで、WHOやOIE、FAO(国連食料農業機構)などのホームページで正確な情報を入手する事も必要となってきます。
情報入手先
・WHO
・OIE
・FAO
これらの日本語訳サイト