高病原性鳥インフルエンザとは
高病原性鳥インフルエンザ(Highly pathogenic avian influenza or HPAI)
高病原性鳥インフルエンザは鳥に対して強い病原性を示すものを指し、その定義はOIE(国際獣疫事務局)によって定められています。
簡単に説明すれば、鳥インフルエンザウィルスの分子構造や実験動物での致死性に関する基準を設け、それを満たすものを高病原性鳥インフルエンザとしており、日本ではニワトリなど飼育している鳥に感染を起こし、病原性が高いために重大な被害を生じる可能性が高いH5亜型とH7亜型のウィルスを高病原性鳥インフルエンザと呼んでいます。
よって、高病原性という意味は鳥に対してのものであり、人間に対してのものではありません。