未処理の感情を処理してあげる
前回の記事を見てから読むとより理解が深まると思います
前回の記事はコチラ
人は処理していない感情を抑えるために
人生を発展する7割の力を使っているとお伝えしました。
未処理の感情を処理してあげると
蓋をするエネルギーを別の事に使えるんですよね。
最初にお伝えしますが
感情や価値観というのは「正しい・間違っている」のカテゴリーに分けず、そのままでいいんです。
私の経験で、
夕食の準備やお風呂の準備で忙しくしているのにソファーに座ってのんびり携帯ゲームをし何も手伝ってくれない夫にイライラとしていた時期があったので、
それを例に挙げさせてもらいます。
感情から自分の価値観を知るようにすると
【感情】
夕食の準備やお風呂の準備で忙しくしているのにのんびり携帯ゲームをしていて何も手伝ってくれない夫に腹が立つ
【その裏の自分の価値観】
困っている人や忙しい人が近くにいるのなら手を差し伸べるべき
と掘り下げて考えたとします。
感情を処理することに慣れていない私は1度掘り下げたステージで
じゃあどうする?を考えていたんですが
更に更に掘り下げると見えてくる景色が変わってきました。
この背後にある
感情が出てくる源
をもっと深堀りしていきます。
困っている、手を差し伸べるについて掘り下げていくといいです。
まず私自身が
「夕食の準備やお風呂の準備をしながら子どもの世話をする」ことを「困ったことである」と設定していることに気づきます。
なぜ困っているかというと
食事作りが遅くなりお風呂、寝る時間すべてがずれ込んでしまうからダメ
という思いもあることに気づきました。
しかし食事が遅くなるからといって誰も文句を言うわけでもなく、困ることもなく、何もダメじゃなかったことにも気づいたんです。
そして、この、準備をしながら子どもの世話をすることが「楽しいしやりたくて仕方ない!」ことなら「手伝ってよ!」というふうにイライラしないんですよね。
ならば理想の状態は?
「夫に手伝ってほしい」もいいけれど、他にも
「子どもの世話をしながら夕食やお風呂の準備をワクワク、楽しいことにする」でもいい訳です。
今の私は
早く食事を食べさせてお風呂に入って寝かせないといけない
という価値観をアップデートしたので
食事作りの時にいくら抱っこしてとせがまれても
「あーあと何回抱っこできるかな~。抱っこしてと言ってくれるなんて嬉しい!あ、混ぜるの手伝ってもらお♪こうやって食事を一緒に作れるなんて楽しいな!」
と思えるんです。
そうすると夫が携帯を見てても気にならなくなりました。
そして夫のことも掘り下げてみます
私自身は早くやらなきゃいけないと忙しくしているにも関わらず
夫から見た私は「子どもと楽しく掛け合いしながらご飯作ってくれててこの光景を見るのが癒される。本当に感謝してる」
なんて思っているから「のんびり携帯ゲームをしている夫」でいられたりします。(一度喧嘩したときに私は忙しくて大変だと必死なのに、夫からは楽しそうにしていると見えていたみたいで驚きました。)
これが邪魔ばかりされて食事の準備がすすまず私が子どもにひどいことをしているとしたら、夫はのほほんと携帯ゲームなんてやってられないんですよね。
ここで理想の状態を「大変さを理解してほしい」ではなく「みんな楽しく家族の時間を同じ場所で共有したい」にするとしたら、夫は叶えられている状態かもしれないんです。
だから夫に何度言ってもわからないし手伝うという選択肢が出てこない。
あとは私がハッピーな状態にするために価値観を書き換えたほかに、
本当に手伝ってほしい時には具体的に何をしてほしいか、
今すぐしてほしいのか、少し後でもいいのかを
選択肢を与えつつ自分の感情とともに伝えてます。
例えば昨日夜泣きであんまり眠れなくてしんどいから皿洗いか洗濯のどっちかお願いしたいんだけどいい?
みたいにしてます。
慣れていないと少し時間はかかるけど
感情を処理したことで
夫とも子どもとも関係は良好になり
些細なことでイライラしてその気持ちを抑えようとする自分が出現する頻度が減りました。
というかイライラする原因が一つなくなったんですよね。
夫の行動が私が感情を見直す機会を設けてくれて価値観の幅を広げてくれた
昔の私だったらこんな風に夫を見る事なんて
できませんでしたし、
こんな事書いている記事を見ても
あなただから出来たんでしょ、
あなたの夫だから出来たんでしょ
なんてひねくれて見てただろうな~と思ったりもします。笑
そしてスマホでゲームをしているより
子どもと遊ぶ方が楽しいよ!と思わせるように
子育てを楽しんでいます。
夫もスマホを見る時間が減りました。
視点を変える、自分の価値観を一度疑ってみる
練習次第で誰でもできる。
自分が変われば周りも変わる
自分が変われない場合は周りを変えるのも手。
いろんな方法があってまだまだ自分に可能性を見出してます。
子育てにも応用できるので知っていて損はないかなと。
子どもの感情から掘り進める質問ができたら
子ども自身自然と感情を処理する力が身に着くだろうなと感じています。
よし。今日も一日楽しみましょう~!

