何で私ばっかり。初めての子育てがスタートしてより膨れ上がった感情
繊細さんって感情に蓋をしすぎて
いつの間にか自分の感情をないがしろにしていることに気づかず、
敏感ゆえの鈍感になってるんですよね。
思えば約3年前。
妊娠してキラキラ妊婦ライフの始まりだ~✨なんて思ってたんですけど
つわりで最初の6か月間は今までに経験したことのない気持ち悪さや疲れの取れない日々に加え仕事に家事に挫けそうになっていました。
そして夫の気遣いの無さに
「なんで女ばっかり生理痛や悪阻に悩まされ辛いおもいをしなくちゃいけないの!なんで私ばっかり!」
の思考がむくむくと私を支配する始まりだったなと思います。
そして無事出産し想像していなかった副乳とおっぱいの痛みや後陣痛にもだえ苦しみ、初めてのことでわけわからず、コロナ渦で誰とも会えず、急に涙がでてはハイになったりと
メンタルの振り幅が大きすぎて
心も体もついていけない日々が続きました。
そうするとより「なんで私ばっかり」
の感情が膨れ上がったんですよね。
第1子は本当に小さな物音で起きる子で
寝たとしてもすぐに起きるため
寝かしつけを常にしている状態。
ただ毎日可愛くて可愛くて
子どもと過ごす日々は今でも幸せいっぱいです。
(これを掘り下げると「子ども」に対する私の「価値観」がポジティブなものだから
いくら子どもの困った行動があっても可愛いと感じられた。)
ですがその時に夫の協力が得られない、
夫のやることすべてに嫌悪感を抱き、
具体的に伝えてもイヤイヤ動く、
全然子どもを見てくれない、
感謝の気持ちも伝えてるのに、
なんで?
と感じ夫婦関係がどんどん悪化。
それを見ているのか
子どもも夫にお世話をされることを嫌がる始末。
「夫がきちんと子どもを見ないから子どもに嫌われるんだ!」
「夫がもっと子どもに寄り添わないから嫌がられるんだ!」
と感じていたし、それによって
どうしても自分がしんどい時に
夫がそこにいるにも関わらず
睡眠時間の確保も出来ない状態でへとへとでした。
でもこの状態だといけないと思い
よくある「相手を持ち上げる作戦」を決行。
私の場合はとにかく思っていなくても、
夫がしてくれていることが逆に手間になろうとも、
まずはしてくれていることに目を向け
感謝を伝える
ということを続けていったんですよね。
すると少しずつ関係は変わっていって、
関係が良好になったからこそ助けを求められるようになって、
子どももお父さんが好きになった。(1年半かかったけど…)
ただ
「私ばっかり」の気持ちはやっぱり奥底にありました。
夕食の準備やお風呂の準備で子どもの事で忙しくしているのを目の前にしているはずなのにソファーに座って携帯ゲームをのんびりしている夫にイライラしっぱなし。
相談するも
「男ってそんなもんだし、小さい頃は子どもはお母さんだから、大きくなったらお父さんとも遊んだりするようになるよ!」
「男は気づかないから。仕方ないし諦めた方が早いよ。」
なんて返答ばかり。
私にはその価値観はなくて、
「子どもは愛情を注げば注ぐほど信頼関係が築けるし、子どもは自分を大切にしてくれる人を良く観察して知っている」
と思っているので
相談しても自分の欲しい答えが返ってこないし
どのお母さんたちも夫が手伝わないことが当たり前だと思っているなんてかわいそうとも感じていました。(それが当たり前で苦にならないのなら全然いいと思いますが。)
変えられることに時間を使い人生を好転させる
この状況で夫を変えようと思っても
人を変えるのはエネルギーもいるし、時間もかかる。
ならば変えられることに時間を使えばいいんです。
変えられるのは自分の「思考」「価値観」です。
それには自分の嫌だという感情に蓋をせず掘り下げる事。
感情に蓋をしてもその時は良くてもふとした瞬間に爆発する。
感じなかったことにした感情は【未処理の感情】となり
自分の奥底にマグマのようにエネルギーとなって残ってしまう。
そして日常の些細なストレスに反応し
キレる、癇癪を起す、涙が流れるなどの現象が起こる。
多くの人はこの
爆発しそうな感情を抑えるために
人生を発展させる7割のエネルギーを使っている
と言われています。
このエネルギーを別の事に使うと
人生が好転すると私は信じています。
長くなるので次の記事で未処理の感情を処理する方法を紹介しますね。
